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日本ドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』感想:★★★★★

2015.09.09 Wed

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 貫けB級! 徹しろエンターテイメント!
 揺るぎのない制作陣の姿勢に、俳優陣が豊かな演技力で楽しげに応じる一作。回を重ねるにつれパワーアップする、事件が解けた時の藤原竜也のリアクションがハイライト。
 つまり藤原竜也が凄い。

 前作の二時間ドラマ版で引き籠もりから脱し、上司である百合根警部(岡田将生)との信頼関係を築き始めた赤城左門(藤原竜也)。
 だが現場に姿を現したら現したで、誰にも配慮しない毒舌っぷりで関係者を苛立たせるのであった。赤城筆頭に問題児ばかりを抱えるST(警視庁科学特捜班)の面々を率いる百合根の苦労は尽きない。
 秩序恐怖症の僕っ子プロファイラー青山翔(志田未来)、匂いだけで化学物質を特定するほど鼻が効く肉体派の無口・黒崎勇治(窪田正孝)、黒崎が唯一心を許す相手にして僧侶でもある山吹才蔵(三宅弘城)、声から嘘を見抜く異能の持ち主であり閉所恐怖症の美女・結城翠(芦名星)。

 STの全員がそれぞれに抱えている問題故に、まともに人間関係を築けない。社会に溶け込めない。彼らが唯一他人と関係を結べるのは、事件を解くことを介してのみである。
 だからこそ必死に、事件に立ち向かう。毒舌であったり上から目線であったりと、その姿は傲慢そのものに映るが、それは社会から疎外された自分を守るための鎧に過ぎない。その鎧故に、彼らはさらに疎外されるのだが。
 それでも次々と起こる事件を解決することによって、彼らSTは少しずつ信頼を得ていく。また彼ら各々の背景が徐々に明らかにされ、己の抱える問題と向き合うこととなる。







 他人を楽しませることに徹するのは意外と難しい。人間には誰だって主張がある。それを飲み込み、誰もが楽しめるように適度に角を丸めることは、実のところストレスの溜まる行為だろう。
 だが今作では気持ち良いくらいに成功している。

 登場人物たちは皆、どこかで見たよくある設定だ。が、視聴者が抱くそのイメージを裏切ることなく、同時に台詞回しの上手さでもう一歩踏み込ませる。
 赤城の毒舌は酷すぎて気持ち良いくらいであるし、また同時にどこか滑稽でもある。人畜無害そうな百合根が抱える完璧主義という闇と、同僚の出世に抱く劣等感は、彼をただ白いだけの存在に留まらせない。

 警察は悪だと思われている、との見立ては今の時代にややそぐわないように思えるし、作中に登場するtwitterや2chを模したと思われるネット関連の設定は「そんな万能じゃねーよ馬鹿」と叫びたくなるような代物であるが、そんな欠点を見逃してあげたくなるほどに藤原竜也筆頭に俳優陣がしっかりしている。
 なんだかみんな楽しそうなのが、なんとも良い。



覚え書き(本以外のあれこれ):国内ドラマ
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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Theme:テレビドラマ | Genre:テレビ・ラジオ |
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