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映画『超高速! 参勤交代』感想:★★★☆☆

2014.09.07 Sun


超高速! 参勤交代


 上映終了ギリギリで見に行ったよ、『超高速! 参勤交代』。
 なんと言うか……うーん。お約束でも面白く感じる時と感じない時の差は、一体どこに宿るんだろうなぁと考えてしまった一作。


 徳川八代目将軍吉宗の時代、藩主たちは幕府から課される参勤交代に難儀していた。
 その中の一人、現在の福島県に位置する湯長谷藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は、江戸での生活を終えて無事に戻って来た。参勤交代とは金の掛かるもの。此度の参勤で、弱小藩である湯長谷の懐は空っぽになってしまった。
 政醇の家老であり知恵者との評判高い相馬兼嗣(西村雅彦)は増税を提案するが、政醇は首を縦には振らない。数年前の飢饉の余波がまだ残っていると言うのだ。
 あの金山が生きていれば良かったのに、と二人は顔を見合わせる。だがそれも、絵に描いた餅。無いものは無いのだ。
 貧乏でもこの地の土から生み出される作物だけで充分だとのんびり宣う政醇の元に、意外すぎる知らせが届けられる。

 なんと湯長藩が金の産出を隠していると疑われたのだ。その疑惑に対して申し開きがあるのならば、五日以内に江戸に参勤せよとの仰せ。
 金が出るとの誤った情報を信じた幕府要人が、湯長藩を取り潰して自分のものとするための難癖だと政醇らは感じたが、しかしこちらは田舎の弱小藩。取り潰しを免れるためには、期限内に江戸に参らなければならない。
 とは言え、普段の参勤交代では八日は掛かる道のりだ。果たして五日で辿り着けるものなのだろうか?







 佐々木蔵之介演じる政醇の家臣として、彼と超高速参勤交代に赴くのは、相馬兼嗣(西村雅彦)、荒木源八郎(寺脇康文)、秋山平吾(上地雄輔)、鈴木吉之丞(知念侑李)、今村清右衛門(六角精児)、増田弘忠(塚本時夫)と、そうそうたるメンツ。
 更に彼らを導く謎の抜け忍・雲隠段蔵(伊原剛志)に、気は強いが根は純粋な飯盛り女・お咲(深田恭子)も加わり、一行には華やかさが増す。
 彼らを待ち受ける幕府側には、将軍吉宗(市川猿之助)、老中の松平輝貞(石橋蓮司)、悪巧みの首謀者・松平信祝(神内孝則)。

 果たして、政醇ら一行は無事に五日以内に江戸に辿り着けるのか。彼らに着せられた濡れ衣を晴らすことは出来るのか。
 理不尽な勤めを果たすべく、彼らは走る走る。


 と時代劇コメディなワケですが、これが何故だかあまり面白くない。
 登場する役者たちは達者だし、随所に盛り込まれたネタは鉄板なのにも関わらず、微妙に面白くない。何故。
 少し考えてみたが、細かい辻褄合わせが杜撰なのが目に付くくらいしか思い付かない。

 例えば、女か国か、と追い詰められた政醇が剣を置いた、つまりは女を取ったクセにその大事件に対するフォローが皆無なのが気になる。
 そしてこの映画を貫く「政醇が高所恐怖症」だというネタの解消方法が、まさかのお手軽で吹く。
 というかそもそも深キョン要らないと思うんだよね、この映画。深キョンがいないと女性要素がほぼ皆無になってしまうが、もうそれはそれで良いと思うんだ。だってこれキャストみるに狙っているのは女性客だろうし。
 最近の連続ドラマでは『TEAM』という、日本中の中年男性俳優をかき集めたとしか思えないドラマもあったことだし。もう吹っ切れよ。
 そもそも、深田恭子演じるお咲の扱いの難しさが、この映画の勢いを殺しているようにも思えるのだ。彼女の最初の登場シーンの暴れっぷりから転じてのラストには正直付いていけない。彼女の存在のせいで政醇のキャラクターも微妙にブレている。
 まぁ深田恭子可愛かったけどね!


 一度仲間たちからはぐれた相馬兼嗣がどうやって一行に追いついたのかとか、最後の相馬の抜けっぷりはもはや知恵者と呼ばれるレベルじゃねぇぞ、とか、細かいところというのは一度気になるとどこまでも気になるもので。
 田舎侍と呼ばれようとも一途に生き、己の人生を誇り高く全うしようとする政醇たちの生き様と、彼らを下に見る老中・松平信祝の対立と、権力者に対する風刺とは鮮やかでなかなか素敵なのだけれど。
 
覚え書き(本に纏わるあれこれ):映画感想
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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