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『飛行船の歴史と技術』感想:★★★★☆

2014.03.29 Sat


飛行船の歴史と技術 (交通ブックス 308)
飛行船の歴史と技術 (交通ブックス 308)牧野 光雄

成山堂書店 2010-08-08
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 『飛行船ものがたり』で私が抱いた不満を全て解消してくれた、と言っても差し支えのない一冊。
 もはや栄光を過去に置き去ってきた飛行船に対する感傷はほぼ抑えられ、飛行船の歴史と各国が取り組んだ技術的な革新も描かれている。
 加えて飛行船の離着陸・操縦の方法、飛行船の構造などの技術的な面、更に物理の話も少し披露され、なんとも幅広い一冊となっている。







 各飛行船の情報が付されるなど気配りの行き届いた本ではあるのだが、何ヶ所が誤植があるのが残念。
 最終章で飛行船の未来性を説いたと思ったら、突然作者の想像する素晴らしい飛行船像が描かれたのにはビックリした。
 全体的にもう少し、編集が気を配ってあげた方が良かったのではなかろうか。

 とは言えど、読みやすく簡易な文章で描かれたこの一冊はなかなかに素晴らしい。
 作者にはまた一般向けの本を書いて欲しいものだ。




 作者が飛行船の未来を熱く語っていたので、今現在日本の空を飛んでいる飛行船があるか調べて見た。
 「メットライフアリコ」がLIGHT SHIP A-60R型”スヌーピーJ号”を飛ばしていた。アメリカンブリンプ社製造、Van Wagner社運航だそうな。
 アメリカンブリンプ社は明らかにアメリカの会社だし、Van Wagner社も名前からしてドイツではないな。このVan Wagner社が世界最大の飛行船運用会社らしい。
 折角ならドイツに頑張っていて欲しかったぞ。

 現在唯一日本の空を飛んでいるスヌーピーJ号の姿はこちら。写真はA10ml氏による。

20140329-03.jpg


 動画もあったので、どうぞ。



 スヌーピーJ号の公式サイトはコチラ
 Q&Aなどが充実。飛行船がどこにいるのか分かる親切さ。その内にまた関西にも来てね。
 細かい情報は「ライトシップ飛行船エアロノーツ)」のサイトを参照しました。


 他にもいくつか動画を見つけたのでご紹介。
 折角だからツェッペリン関連の飛行船が良いな、と思ったら東京の空をツェッペリンNT型の飛行船が飛んでいた。
 ただ現在日本の空を飛んでいるのはアリコのスヌーピーJ号だけだそうなので、このツェッペリンNTはもう飛んでいないのだろう。



 料金高いな……。


 フランスでは同型の飛行船が遊覧飛行に導入されていた。
 2013年8月のニュースなので、きっとまだフランスの空を飛んでいるのだろう。飛んでいて欲しいぞ。




 一方、アメリカでは2012年10月に飛行船が炎上墜落していた。



 「ドイツの飛行船が空中で爆発する衝撃事故」とのタイトルになってはいるが、どう見てもアメリカはグッドイヤー社の飛行船なのですが。アナウンサーもそう言っているような気がするのは私だけか。
 船体に書かれたSafety Togetherの文字がなんともかんとも。
 今この時代になってもまだ飛行船炎上と言えばヒンデンブルク号の事件なんだなーと、もう許してあげて欲しいと思ってしまった。

 墜落したグッドイヤーの同機かどうかは不明ながら、同型機と思われる飛行船に乗ってみたよとの動画も見つけたのでペタリ。
 撮影者が凄く楽しそう。




 そんな飛行船の未来はこんなのらしい。「世界に流通革命を起こすかもしれない最新型ツェッペリン飛行船が実用化へ」。
 タイトルにはツェッペリンとあるけれど、全然関係ない気がするぞ。
 この未来の飛行船は外側が硬いらしい。つまりは硬式飛行船の復活か。
 上で挙げた動画の飛行船は全て軟式なので、硬式が復活するとなるとロマンがあるぞ。個人的にはヘリウムを使って欲しくないけど。


テーマ別:飛行船|ジャンル別:科学史
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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Theme:読んだ本 | Genre:本・雑誌 |
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