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ドキュメンタリー『宇宙~時空超越の旅~』感想:★★★☆☆

2014.02.08 Sat

宇宙~時空超越の旅~


 9日の23時にhuluから消えてしまうナショナルジオグラフィックのドキュメンタリーを見よう企画五回目。
 今回は『宇宙~時空超越の旅~』、各45分全4話。

 案内役となるのは、コロンビア大学の教授であり作家としても有名(らしい、知らなくてゴメンよ)ブライアン・グリーン。
 時間とは一方方向かつ常に同じテンポで流れるものだと思われているが、実はそれは違う。宇宙は一つではないかもしれない。空間は常に同じ姿をしているわけではなく、捻れたり波打つことすらも可能なのだ。
 ……などなど、「常識」だと一般に考えられている事象に対して、現在物理学が明らかにした新しい概念を紹介する。

 なんとも上質な物理ドキュメンタリー。映像もなかなか凝っていて素敵。
 けれども、途中で寝落ち余裕でした……。ぶっちゃけ三回くらい寝ました。







 全4回の内訳は以下。「タイムトラベル」、「宇宙空間の謎」、「量子力学で見る『現実』」、「多次元宇宙の謎」。

 「タイムトラベル」でテーマとなるのは、時間。
 常に一定の早さでただ過ぎ去って行くのだと考えられてきた時間は、しかし物理学によれば独立した存在ではない。
 時間は空間と紐付けられており、その二つの概念は切り離すことが出来ないと言うのだ。その2つを纏めて「時空」と呼ぶ。
 静止している物体と移動している物体に流れる時間は、異なる。その一見すれば不可思議極まりない事象を、45分掛けて説明する。


 「宇宙空間の謎」は、「タイムトラベル」と同じく時空の概念が登場する回。
 あらゆる物を取り除けば、一体何が残るだろうか。何もない? それは正解であり、不正解であるとブライアン・グリーンは言う。
 そこには残っているものがある。空間、だ。
 この空間をニュートンは「何もない舞台」だと説明したが、アインシュタインによりその説は変更を余儀なくされた。空間とは舞台のように変化しないものではなく、場合によっては波打ち捻れ、曲がるものだ。
 この概念の登場により、重力について初めて説明が付くようになった。


 第三回の「量子力学で見る『現実』」は、最も受け入れ難い概念が登場する。
 物理学とは一つの「答え」を導き出すものだと、私はどこかで思い込んでいた。けれども場合によっては違うのだ。ただ分かるのは確率だけ、どの答えが最も起こりやすいか、だけの場合もある。
 それこそが、ミクロの世界を扱う量子力学である。

 個人的にはこの概念と出会うのは初めてではないので、「ああ訳の分からないアレか……」と遠い目になってしまったが、今回の説明は今までで一番分かりやすかったように思う。
 でもアインシュタインの量子力学に対する反感は、とても分かるような気がする。確率を語るって何か嫌だよ。
 しかし、実験がモノを言うのが自然科学の世界。実験結果により裏付けられた以上、それが私の感覚と矛盾していようとも、そちらの方が正しいのだ。そういうルールなのだもの。


 最終回「多次元宇宙の謎」は、タイトル通りに宇宙は一つではないという壮大な話。
 こちらは量子力学とは異なり、未だ実験で裏付けられてはいない。だからまだ仮説だ。
 けれどもこの概念を受け入れれば、ダークエネルギーの理論と実測値の差や、弦理論(ひも理論)の矛盾に説明が付けられると言う。
 もしも宇宙が無限とも呼べる数だけあるのならば、どこかに我々の宇宙とそっくり同じ宇宙が存在するかもしれない。更には、その宇宙には地球そっくりな星が、そして我々そっくりな人間が生きているのかもしれない。
 多次元宇宙の概念を証明すべく、実験が計画されている。これが成功し、多次元宇宙の概念が正しいと証明された日には……それは物理学だけではなく、一般の人間の常識にも大きな衝撃が走ることだろう。



 あー、面白かった。三回ほど寝落ちしたけど!
 第一回、第二回でニュートンからアインシュタイン、第三回ではアインシュタインからボーアへ、そして第四回ではまだ実証されていない現在進行中の概念へと順に進んで行く形式。
 案内役のブライアン・グリーンは第四回で登場する弦理論が専門だそうな。

 登場した学者の一人が、「こんな理論は常識的には受け入れられない。けれども実証されたならば、受け入れなけらばならない。常識では理解出来ない範囲にまで手を伸ばすことが出来るから、科学は面白い」といった内容のことを言っていたのが、印象的だった。
 

覚え書き(本に纏わるあれこれ):ドキュメンタリー
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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Theme:ドキュメンタリー動画 | Genre:テレビ・ラジオ |
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