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100円だと思ってカッとなって買った、などと意味不明な供述をしており以下省略:購入履歴・古本編21

2011.09.09 Fri

 前回前々回に続いて同じく100円均一棚と50円均一棚から買ってきた。どれが50円だったかは既に忘れた。

100円だったり50円だったりする


 買った本は写真の11冊。
 お値段相応のヨレヨレっぷりだったり、そうでもなかったり。

 以下、買い物メモ。長いので折りたたみ。






 最初の1冊は『黒衣の女』。
黒衣の女 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)

 以前に『白衣の女』を読んだので、今度は『黒衣の女』を読もうかな、と。
 ちなみにこの2冊には何の関連性もない。単純にタイトルが似ているだけであり、つまりは私が勝手にネタにしているだけである。
 このネタにしようと買った『黒衣の女』、なかなかに評判が良くてビックリした。私が買った本に付いている帯によると正統派ホラーの神髄らしい。まぁ帯の煽り文には何度も何度も騙されているので、話半分くらいに聞いておこうかな。


 次は『霧の都』と『不死の怪物』。
『霧の都』と『不死の怪物』

 『霧の都』の表紙の絵は上手いんだか下手なんだか微妙だ。帯を外すと微妙度が上がる。淡い色彩は良いと思うが、このロリ趣味っぽさはもうちょっと何とかならなかったのか。
 帯によると「幻の名作、ついに刊行!」らしい。本当かよ。
 100円だったか50円だったか忘れたけれど、状態は表紙以上に微妙。

 『不死の怪物』の解説は荒俣宏。そこからの引用が帯にも書かれていたりして、そのせいでうっかり買ってしまった。
 帯の後ろでは荒俣宏の他に三橋暁と東雅夫が絶賛している。ここまで褒められるとむしろ不安になって来るのは私がへそ曲がりだから、だと良いな……。本の状態自体は良好。


 背にも「新吸血鬼物語」と書けば良いのに、うっかり見落とすところだったよ、なのが『血も心も―新吸血鬼物語』。
『血も心も』

 エレン・ダトロウの手による吸血鬼物のアンソロジー。編者であるダトロウは十代の頃にベラ・ルゴシやクリストファー・リーの演じるセクシーなドラキュラ伯爵に魅せられたのだそうな。
 なのでこのアンソロジーに収められたのは土着のゾンビの面影を背負った土臭い吸血鬼ではなく、オシャレで洗練された吸血鬼になるのかなぁ、と勝手に想像。全ての作品の冒頭に編者のコメントが付いているあたり、やる気だけは感じる。
 "Blood is not enough"が原題のようだ。何故に日本語タイトルはこうなった。もう原題のままの方が良かったような気がする。

 状態は良好ながら、新潮文庫の特色であるスピンがぶった切られている。
 それと応募券が付いていない。久しぶりに新潮文庫買ったのに、古書だけど、応募券が付いていないだなんて、ちょっと凹む。本書は平成5年、つまり1993年の発行である。いったいいつから応募券が付いたんだろう。
 挟み込まれていたのは新刊案内かと思いきや、「鑑賞の手引き 川端康成 伊豆の踊子」なるもの。その裏には'97 新潮文庫の100冊の一覧が。これまた一体いつからやっているのだろう。
 今日ドラマ化されたのが放送されていた『魔術はささやく』もその100冊の中に入っていた。ドラマの主人公がブックファーストの店長だったり、宮部みゆき作品を平積みしていたりして、私は思わず笑ってしまいましたとも。


 恋だの愛だのには興味があまり……とか言う割に買ってしまったのが『ふしぎな愛の物語―フランス民話より』と『恋のお守り』。
『ふしぎな愛の物語』『恋のお守り』

 『ふしぎな愛の物語―フランス民話より』は帯によると「"異類結婚譚"をあつめたフランス民話集」なのだと。実際に20話以上を収録しているようだ。
 以前に『水妖記―ウンディーネ』を読んだ時に、「やっぱり人間と人間ではない者との恋にハッピーエンドは無理なのかなぁ」と思ったのだが、これだけ数があれば1つくらいハッピーエンドがあるんじゃないの、と思ったのが購入の理由。

 『恋のお守り』は作者がデ・ラ・メアだったのが理由。
 デ・ラ・メアはホラーの人、ってのが私のイメージなのに恋とか言われると意外すぎて迷わず買ってしまった。初々しい恋物語と思わせておいて終盤で鮮やかに殺しに来るんじゃないかと疑ってしまうのだが、文庫裏の作品紹介を見る分には殺しには来ないらしい。
 

 他に『カルパチアの城』、『エッフェル塔の潜水夫』、『マルタン君物語』、『ファニー・ヒル』も購入。
 『ファニー・ヒル』はどこかで十八世紀イギリス文学の転換点のごとく扱われていたような記憶があったこと、 『カルパチアの城』は国書刊行会の「書物の王国」シリーズのどれかで一部を読まされて続きにやきもきした記憶があったので。ってどっちもテキトーな記憶だなぁ。
 他の2冊には特に思い入れもないがついでで買ってしまった。


関連記事:
『水妖記―ウンディーネ』感想:★★★★☆
『白衣の女』感想:★★★★☆
『黒衣の女』感想:★★★☆☆





 今月末に出る21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集『時間はだれも待ってくれない』の表紙がAmazonに来ていた。
時間はだれも待ってくれない

 個人的にはコレジャナイ感が込み上げて来たのだが、一般的な反応はどんなものなのか。
 東京創元社の公式ページには目次も来ております。詳しくはコチラ

 同じ東京創元社から10月末に出る山野浩一傑作選『鳥はいまどこを飛ぶか』、『殺人者の空』も面白そうではあるが、たまにはサラゴサのことも思い出してあげて欲しいところ。
 もう出ないんだろうかサラゴサ……。英語版はあるけど、カバラーがどうのこうのなんて話が普通に登場する英語の本なんて無理すぎる。
The Manuscript Found in Saragossa (Penguin Classics)

 英語版はこれで良いのかな? 意外と安いのがむしろムカツク。全てを円高のせいにしておこう。


関連記事:
『サラゴサ手稿』感想:★★★★★

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