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映画『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』感想:★★★★☆

2014.01.10 Fri

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 シネコンではなくミニシアターの方が相応しいんじゃないかな、と思うほどに見る人を選びそうな作品。

・ジム・ジャームッシュ監督のファン
・トム・ヒドルストンの裸が見たい
・マーロウ、バイロンの名前にときめく怪奇小説愛好家
の条件に一つでも当て嵌まるのならば、楽しめるのではないでしょうか。
 ちなみに私は一番最後だったりします。


 更に付け加えると、見に行く場合は何も知らないままで行くのが良いと思います。
 でないと間がもたない恐れが。
 そんな訳で、見に行く予定のある人以外に送る「続きを読む」以下。







 完全匿名のミュージシャンとして活躍するアダム(トム・ヒドルストン)は楽器マニア。ファンからも世間からも隔絶されたアメリカのデトロイトにある自宅で、一人静かに暮らしている。
 唯一彼の家を訪れるのは、アダムのために何でも屋として働くイアン(アントン・イェルチン)のみである。いや、そのはずだった。
 どこから情報が漏れたのか、ある晩、アダムの熱烈なファンが彼の自宅を突き止めた。
 世間からの干渉を嫌うアダムは、厭世観をますます募らせていく。そんな彼に電話が掛かってきた。モロッコはタンシーズに住む恋人イヴ(ティルダ・スウィントン)からだ。
 アダムが憂鬱に陥っていることを察したイヴは言う。そんなのもう何度もあったでしょう、と。
 実は彼らは長い長い年月を生き抜いて来た吸血鬼なのである。
 言葉だけではアダムを動かせないと察したイヴは、彼の元を訪れる。久しぶりの再会に喜びに浸る彼らだが、イヴの妹エヴァ(ミア・ワシコウスカ)が彼らに会いたがったことから事態に変化が生じつつあった。



 ストーリーは一応あるものの、基本的にオチもヤマもない。その手のを期待しても、肩透かしを食らう。
 長い長い時間を共に過ごして来たはずなのに、未だにラブラブなアダムとイヴの姿を見て楽しむのがメインどころ。
 実質的な主役となるのかと思われたエヴァも、あまり出演シーンはないしね。

 デトロイトの廃墟、タンジールの入り組んだ道、そしてイヴのご近所さん兼協力者兼同族のクリストファー・マーロウ、と雰囲気はたっぷりである。
 眩暈を連想させる映像手法も良いし、作中に用いられる音楽も良い。特に終盤に登場する女性歌手ヤスミン・ハムダンは素晴らしい。
 吸血鬼の雰囲気作りにも、かなり力が入れられている。彼らのサングラス、手袋、加えてごわついた独特の髪は特別製のカツラだ。
 主人公の名前がアダムで、その恋人がイヴだなんてクサいにも程があるセンスのはずなのに、作品全体に漂う気だるい雰囲気、そしてもはや口から砂糖が出てきそうなほどに甘ったるい映画の題名そのもの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』と合わさり、独特の美意識を形成するのに成功している。


 と基本的には私の趣味にバッチリではあったが、それだけに最後のシーンはいただけない。
 どれほど文明を気取ろうとも、所詮は獣、それは吸血鬼だけではなく我々人間も、という話なのだろうし、最後のショットが今までのオシャレ感をかなぐり捨てた生臭いものなのも意図してのことなのだろうが、それでもやっぱりなぁ。

覚え書き(本に纏わるあれこれ):映画感想
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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Theme:映画館で観た映画 | Genre:映画 |
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