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アメリカドラマ『ホームランド(シーズン1)』感想:★★★★☆

2013.12.30 Mon

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 アメリカの「正義」。
 捕虜となった兵士の帰還から始まる物語。彼は敵の長い拘留に耐え抜いた英雄か、それとも敵に洗脳されたテロリストなのか。
 後半に明らかになるアメリカの作戦を担う幹部のクソさに、一体どちらが「テロリスト」なのかとの基準すら揺らぎ始める。



 イラク赴任中に行方不明となり、死亡したものと思われていたアメリカ海兵隊のニコラス・ブロディ軍曹(ダミアン・ルイス)が8年ぶりに発見された。その一方で、彼と共に失踪したウォーカーは死んだとされた。
 8年間もの苦境に耐え、無事に生還したブロディをアメリカ全土が祝福していた。その中で一人、彼に違和感を覚えるのは、CIA所属のキャリー・マティソン(クレア・デインズ)。
 イラクに派遣されていた彼女は、当時「アメリカ人捕虜が寝返った」との情報を得ていたのだった。

 アルカイダがブロディを8年もの長い間、生かしておいたのには理由があるはずだ。そう信じるキャリーは己の疑念を上司デビッド・エスティース(デヴィッド・ヘアウッド)に報告するが、英雄の帰還に沸き立つ中では取り合ってすら貰えない。
 苦楽を長らく共にしてきた恩師のソール・ベレンソン(マンディ・パティンキン)は一定の理解を示してはくれたものの、やはり正式な捜査許可を得るには至らなかった。
 ついに思いあまったキャリーは、捜査令状もないまま独断でブロディの家に隠しカメラを仕掛ける。








 8年ぶりにアメリカへと戻ったブロディは、戸惑っていた。周囲は英雄だと誉め讃えるが、家族との関係には8年という大きな隔たりが横たわってしまっていた。
 彼の生還を信じつつも同じく彼の死亡をも覚悟していた妻ジェシカ・ブロディ(モリーナ・バッカリン)は、夫の同僚であるマイク・フェーバー(ディエゴ・クラテンホフ)と交際を始めていた。
 彼女たちの関係は夫ブロディが生還した今、不倫と名付けられるものとなってしまったのだ。

 子供たちとブロディの関係も深刻だ。
 娘デイナ(モーガン・セイラー)は、突如英雄として戻って来た父に、そして自分たち一家がいきなり誉めそやされるようになったこの変化に付いていけない。母ジェシカとマイクの関係を知っているが故に、その内心は尚更複雑であった。
 息子クリス(ジャクソン・ペイス)には、父親の記憶が無い。突然現れた父に、どう接して良いのか分からないのだった。
 果たして彼らは家族になれるのだろうか。そしてブロディは帰還した英雄なのか、はたまた……。

 彼の存在を疑問視するキャリーはキャリーで自身に問題を抱えていた。
 実は、彼女は自身の父と同じく気分障害を患っているのだ。だがそれがCIAに知られると職場を追われるため、秘密裏に医者である姉の指導を受けながら、なんとか日々を凌いでいる有様だったのだ。



 誰も彼もが、一筋縄ではいかない。どの胸にも燻っている。
 それは職場に知られては困る持病であったり、長いイラク暮らしですり替わってしまった主であったり、出世欲であったり、家族の問題であったり、拭い去れぬ悲劇の衝撃であったりと、様々だ。
 確固たる意志を支える個人という基板は、決して不変でも頑丈でもない。数多の人間の上に掲げられる「正義」ならば、尚更だ。

 殴られる側に悲鳴を上げて文句を言う権利があるのならば、殴る側にだって言いたいことがある。
 どちらが被害者なのか加害者なのかすらもはや分からない中で、キャリーが掴む「真実」とは、そしてブロディの選択が何なのか、どうしてなのか。
 ブロディが決意を固める一方でキャリーの病状が悪化する中、シーズン1は最終話を迎え、全てはシーズン2へと引き継がれる。



覚え書き(本以外のあれこれ):海外ドラマ
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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 たまにはシーズン1で綺麗に終わってくれても良いんですよ……と言いたくなるのがアメドラってやつなんですよね、分かりたくないけれど分かります。
 キャリー・マティソン役のクレア・デインズが映画『ロミオ&ジュリエット』のジュリエットだと知って、驚愕した今。

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