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犯人は100円:購入履歴・古本編19

2011.08.30 Tue
 共犯は表紙。

テオフィル・ゴーチエ フランス幻想小説


 まぁそんな理由で買ってしまったのが、教養文庫から出ていたフランス幻想小説シリーズの『吸血女の恋』と『魔眼』。各100円。
 この素敵な表紙は、「秋山まほこ」という方の人形作品なのだそうな。

 フランス幻想小説なんてシリーズ名になってはいるが、フランス作家複数のアンソロジーではなく、ゴーチエの短編集である。シリーズとしてはもう1冊、『変化』(「へんか」ではなく「へんげ」と読む)もあるようだ。だがAmazonに上がっているカスタマーイメージを見るに、表紙は人形じゃないような……。そんなまさか。
 





 「吸血女の恋」は実は既に2回読んでいる。1度目は『フランス怪談集』収録の「死霊の恋」(翻訳は田辺貞之助)として、2回目は『吸血鬼 (書物の王国)』収録の「クラリモンド」(翻訳は芥川龍之介)としてである。そして今回は「吸血女の恋」(翻訳は小柳保義)として登場した。
 同じものを翻訳しているはずなのに、タイトルがかなり違う。更に主人公の名前も違う。
 田辺貞之助翻訳の「死霊の恋」では主人公の名前はロミュオーであり、芥川龍之介翻訳の「クラリモンド」ではロミュアル。そして今回の小柳保義翻訳の「吸血女の恋」ではロムアルドである。
 ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い、なんて有名な川柳(?)があるが、固有名詞はめんどくさいですなぁ。ゴーチエだってゴーチェだったりゴーティエ表記だったりするものね。それにしたってロミュオーとロミュアルとロムアルドには差がありすぎるような気もするが。書いた本人であるゴーチエはどう読んでいたのだろう。ちなみに原著では主人公はRomualdである。
 さらについでに書けば、原タイトルは”La Morte Amoureuse"なので、直訳すると「死んだ恋人」かな。うん、ちょっとこのタイトルはないな。


関連記事:
『吸血鬼(書物の王国・12)』感想:★★★★☆




 何故か『魔眼』の方に、当時のものらしい岩波のチラシが入っていた。
 「幻想&ファンタジー岩波文庫40PLUS4 全45冊セット定価一九、八三〇円」だなんて景気が宜しいことで。岩波文庫がファンタジーってのも何だか変な感じ。
 『夢小説・闇への逃走 他一篇』が11月の新刊として載っているってことは、1990年の10月のチラシなのかな。
 「幻想&ファンタジー岩波文庫40PLUS4」に含まれているらしい『怪談』(ラフカディオ・ハーン作、平井呈一訳)の文字に奇妙な新鮮さを感じると思ったら、先月、国書刊行会から発売されていたのでありました。
怪談

 ハーン、長生きだなぁ……。

 そう言えば、ドワンゴからハーン他の文豪が登場する恋愛ゲームが出るんだっけ。色々と大丈夫かと問いたい。
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