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映画『ロミオ&ジュリエット』感想:★★★☆☆

2013.10.12 Sat


ロミオ&ジュリエット [Blu-ray]

レオナルド・ディカプリオ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2012-09-28
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by ヨメレバ


 『ウォーム・ボディーズ』を見たので、次は真っ当にシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を映画化したものを見ようかと思ったんだ。
 が、この『ロミオ&ジュリエット』は舞台は何故かブラジル(何故か最後までメキシコだと思い込んでいた)で現代だし、ロミオはアロハシャツだし、二人はマフィア一家の生まれだし、剣じゃなくて銃撃戦だし、なのにセリフだけは原作を忠実に守っているという、カッ飛んだ映画だった。

 ブラジル的な原色溢れる画面構成と現代的な映像に比してセリフ回しだけが古風で、なんだかとってもチグハグ。
 ここまでフルスロットルに挑むなら、もういっそセリフも大胆に変更してしまえば良かったのでは。ああでもそうなると普通の映画になっちゃ……うか?
 ロミオを演じるレオナルド・ディカプリオは当時は凄い美青年で嘆き悲しむ様子が絵になりまくっているし、ヒロインであるジュリエット役のクレア・デーンズも可愛らしさが危険水域に達しているし、更には強烈な色彩感覚が支配する画面は独特の世界を構築しているしで、もはやセリフごときで揺らぎそうにもないのだけれど。だからこそ、セリフを現代風にして欲しかった。
 銃の発砲音と燦燦と降り注ぐ南国の日差しの下では、シェイクスピアの言語センスは異物でしかなく、結局、最後の最後まで映画に入り込めなかった。



 時は現代。ブラジルのヴェローナ・ビーチでは、名門モンタギュー家と新興勢力であるキャピュレット家が激しく争っていた。それぞれの陣営に所属する若者たちは、互いの顔を見るといがみ合わずにはいられない。
 そんな中、モンタギュー家の一人息子ロミオ(レオナルド・ディカプリオ)は、とある娘に恋をしていた。そんな彼のために、親友マキューシオ(ハロルド・ペリノー)がキャピュレット家で催される仮装パーティに件の愛しの彼女が参加することを聞きつけてくる。
 仮装を幸いと宿敵キャピュレット家のパーティに乗り込むロミオ。だがそこで彼は、実に美しい少女と出会ってしまった。
 彼女こそが、ジュリエット(クレア・デーンズ)。キャピュレット家の一人娘であった。
 ジュリエットには家のためにと強いられた婚約相手が用意されていたのだが、しかし、彼女もまた一目でロミオと恋に落ちてしまうのでありました。








 後はお約束な展開となるのだが、ロミオとジュリエットの破滅への決定的なトリガーとなるマキューシオの死のシーンが妙に好み。
 彼の両家に対する呪詛と共に雲が空を覆い、全てが不穏な空気に包まれるあの雰囲気が凄く良い。やりすぎ感に溢れてはいるが、このアクセル全開っぷりっこそが、今作の良いところでしょう。
 ただ同じやりすぎでもカッチリと原作のセリフを守った点は、好きじゃないんだよなぁ。
 舞台がブラジルなだけにアロハだし、教会や葬儀の様式がヨーロッパのカトリックとは違っており、そこで既に違和感を醸し出しているのに、さらに方向性の違う違和感を載せられると、クドイと言うか、食べ合わせが悪いと言うか。

 主役二人は本当に美しいし、プールに沈むロミオや仮装パーティでのジュリエットの姿には目を奪われずにはいられない。
 DVDのパッケージが好みなら、映像的には見ても損がない映画かと思う。


覚え書き(本に纏わるあれこれ):映画感想
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。



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