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映画『ダーク・シャドウ』感想:★☆☆☆☆

2013.09.20 Fri


ダーク・シャドウ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)

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 劇場公開前後に放送されていたCMが面白そうだっただけに、期待しすぎたのかもしれない。
 でもなんて言うか、……この映画の元となったテレビシリーズは人気だったんだよね? それを元にした映画も2まで作られているし、つまり面白かったんだよね!? と、誰かを問い詰めたいくらいに、面白くなかったよ。
 割と人間殺しておいてコメディとか最初から無理だったんだ、と言いそうになったが『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』中盤のクローディアが人間殺しに精を出すシーンはコメディ化していたから、やってやれないことはない、ハズ。


 1752年、コリンズ一家はイギリスから新大陸アメリカへと移住を果たした。一家の父親はイギリスで培った技術で水産業を興し、何も無かった土地は徐々に人と活気に満ちた街に、コリンズポート、へと発展して行った。
 コリンズ家の跡取り息子バーナバスもまた、人から好かれる有能な美男子へと成長していた。だがある日、コリンズ家の召使いの娘の求愛をバーナバスが退けたことから一家に不幸が降りかかる。
 その娘アンジェリークはなんと魔女だったのだ。
 自分を袖にした癖に、他の女を愛するバーナバスに怒りを露わにしたアンジェリークは彼の両親を事故死に見せかけて殺害、また彼の愛したジョゼットに身投げを強要する。
 崖から落ち行くジョゼットの姿に絶望したバーナバスは、後追い自殺を試みるが失敗。なんと彼はアンジェリークの呪いにより、ヴァンパイアへと変えられてしまっていたのだ。
 それだけでは飽き足らないアンジェリークは、周辺の住人を煽動し、不老の怪物となったバーナバスを棺桶に詰めさせ深く地中に埋めさせたのであった。

 時は流れて1972年。バーナバスが埋められた場所が偶然掘り返された。棺桶から甦ったバーナバスは居合わせた現場の作業員の血を啜り、復活を遂げる。
 ずっと大事にしてきたコリンズ家の現在を知ろうと二世紀ぶりに屋敷に戻ったバーナバスが見たのは、不仲を極めたコリンズ家の生き残り四人と、彼らの家業である水産業で敵対するアンジェリークの姿であった。
 ほぼ同時に、ジョゼットと生き写しの娘が、己の呪われた過去から決別するべく偽名で家庭教師としてコリンズ家にやって来る。








 何世紀も前の人物が何かの拍子に現代にやってくる、との設定は鉄板で、故にある程度の成功を約束されているものだが、本作ではなんだかイマイチ。
 そもそも「現代」ではなく1972年を舞台にした時点で難易度が上がった。まぁこれは元となったドラマ版へのオマージュか何かで、きっと意味があるのだろうが。

 余所者がやって来て、バラバラだった家族が一つに! もテンプレのはずなんだけど、はずなんだけど、なぁ。
 結局、彼らが一つになったかも不明である。と言うか、そもそも今回の大騒動で、コリンズ家として得たところがあったのかと問いたい。色々と焼けましたよね。
 単にヴァンパイアが増えただけな予感。あ、隠し財産は発掘されてたか。

 アンジェリークとバーナバスの関係も共感し難い。
 アンジェリークのやり過ぎなバーナバス虐めは愛情の裏返しとして納得するとしても、のらりくらりとしているバーナバスの態度が謎だ。アンジェリークも美女なんだし、別にバーナバスに執着しなくてもいいんじゃないのとしか。
 それに、サクッとバーナバスをヴァンパイアにしたり、200年も変わらぬ姿で生きていたりするあたり、アンジェリークの魔女としての能力高すぎ。

 これだけ力があれば、コリンズ一家を絶やすことなんて簡単そうなのに、敢えてしなかったのだろうか。と言うか、今生きているコリンズ家の面々がバーナバスの直系の子孫だとすると、バーナバスと誰の間の子供だよとの疑問が。
 最愛のジョゼットは結婚式挙げる前に死んでいるようだし、プレイボーイだったから他の女との間に子供がいたのかバーナバス。

 アンジェリークのラストシーンも何だかなぁ。そこはかとなく『永遠に美しく…』を思い出しちゃったよ。あっちは面白かったなぁ。
 バーナバスはアンジェリークのことを、自己中心的で他人を愛せないと評しているが、最後のシーンを見るとアンジェリークに心がなかったとはとてもとても。
 見ている間になんだか彼女に同情的になってしまい、やっぱり全部バーナバスが悪いんじゃないかなーと思えてしまった。


 つまるところ、この映画のメインは何だったんだろう。
 「200年も前から甦った人物が味わう現代とのギャップ」は、舞台が1972年なんて微妙に過去なせいで良く分からない。というかそんなシーンもあんまりなかったし。
 「魔女とドラキュラとの対決」は、恋だの愛だのでぐっちゃりしていたし、「歳を取らぬヴァンパイアの悲しみ」もなぁ……。
 となると、「時空を越えた恋」がメインなのかな。バーナバスとジョゼットはハッピーエンドっぽいけれど、ヴィクトリアの立場はどこへ。
 ……あれ最後、ジョゼットと入れ替わってると解して良いんだよね、たぶん。ヴィクトリアはジョゼットの幽霊が見えることで迫害されて来たのに、凄まじく立つ瀬がないような。



覚え書き(本に纏わるあれこれ):映画感想
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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 割と真面目に「ナニコレ」だったので、この映画の元となったテレビシリーズに興味が湧いてきた。
 ただ流石に古すぎてドラマ版のDVDはないようだが、その映画版『血の唇』『血の唇2』はDVDが存在しているようなので、レンタルを探す旅に出る。

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観・読・聴・験 備忘録 2013.09.24 23:27