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黄色で黄色で黄色:購入履歴・古本編17

2011.08.18 Thu
 暑くて文章読む気力も書く気力も湧いてこない……。
 とか言いながら買った本メモ。

世界幻想文学大系


 買う一方でちっとも読む気配のない国書刊行会の世界幻想文学大系に3冊追加。綺麗にパラフィン巻いてくださっているので、もうそのままで。
 と、写真撮ってから気が付いたけれど、3冊揃って黄色だった。まぁ内2冊はセットなのだが。
 黄色は退色しやすいのが難点だなぁ。背中以外の部分はもうちょっとオレンジ色を帯びた黄色なのですよ。

 買ったのは31A・B『東方の旅 』と37『第三の魔弾』。
 後者はAmazonに商品として登録されていない謎。あれー、絶賛レビューをAmazonで見た記憶があるんだけどな、何かと混ざった間違った記憶なのかな。
 これまたどれも函の底にサインペンで点が打たれていたり、スリップや読者アンケートはがきが入っていたりする。何と言うか、売れ残ってゾッキに回された本の予感がヒシヒシと。






 世界幻想文学大系は、このペルッツの『第三の魔弾』が最終配本であったのだそうな。ちなみに最初に配本されたのはボルヘスの15『創造者』だとのこと。
 そんな訳で『第三の魔弾』に付属している月報では、この壮大なシリーズの責任編集を務めた紀田順一郎氏と荒俣宏氏の結びの言葉が載っている。
 それがまたなんとも寂しい。
 幻想文学を日本に輸入し根付かせることに尽力した両者であるのに、彼らは既に幻想物語を取り巻く環境が変わったと述べるのである。紀田氏は無邪気な幻想が非科学的だと排斥されていることを嘆き、荒俣氏はもはや幻想物語がフィクションとしての力を失ったと指摘する。
 月報に記された日付は1986年7月30日であった。


 両者にどれほどの先見の明があったかなんて語るつもりもないし、そもそも私に語れるとも思わないが、これが結びの言葉かと思うとちょっとなぁ……。
 荒俣氏は「幻想文学のあとに何が来るのか、今はまったく暗中模索と言うしかない」と言っているが、果たして氏にとって「あとに来た」のが何だったのかお聞きしたいところ。


関連記事:
基本的に気が付くのが普通より二周くらい遅い:購入履歴・古本編12
空想なんかじゃない:購入履歴・古本編5





 どーでも良いのだが、久しぶりに国書刊行会のサイトを覗いてみたら何だか快適になっていた。以前はIEで、今はFirefoxで見ているせいなのかもしれないが。
 ついでにサイト内を検索してみたら、世界幻想文学大系も一部はちゃんと在庫があった。てっきり絶版だと思っていたが、もしかして新本で買えるのだろうか。でも発売日が1990年6月のがあったりして嫌な予感がするのだが。あぁでもいつだか一度再版されているんだっけ? なんにせよ書影をおくれよ。

 それと「十八世紀叢書」なんて面白そうなシリーズを発行していた。
 個人的には面白そうだと思うけれど、凄まじく売れなさそう……と思ったら、お値段が素晴らしいことになっているじゃありませんか。完全に図書館や研究室に依存する気っすね。でもこのご時世にほいほい本買えるところもそうないんじゃないかなぁ。
 そして我が家の近所の図書館には勿論どこも入荷していないのでありました。買えってことか……、っていやマクニールの『戦争の世界史―技術と軍隊と社会』買うのもかなり勇気が必要だったと言うのに、無理すぎる。
Theme:古本 | Genre:本・雑誌 |
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