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『和鏡の文化史 水鏡から魔鏡まで』感想:★★★☆☆

2013.04.07 Sun


和鏡の文化史―水鑑から魔鏡まで (刀水歴史全書)

青木 豊 刀水書房 1992-08
売り上げランキング : 494585
by ヨメレバ


 「和鏡」とある通り、日本に於ける鏡の変遷を追った一冊。
 考古学者仲間間でのちょっとした雑談から、柄鏡は面白いのではないかと盛り上がり、その中で最も熱心なコレクターであった作者が書き上げたのがこの本とのこと。

 鏡の製造法など根本的な部分には日本は関わっていないために、基本的には模倣とその発展の話に終始しており、その点からも全体的に軽く、面白いものとなっている。
 図や写真も多く、眺めているだけでも楽しい。








 今となっては既にその風習が失われてしまったがために、詳細が不明となっている鏡に纏わる物語も収録されており、興味深い。
 太陽を反射させて輝き、そしてまた自分自身を映す鏡を不思議なものとして崇め、また同時に恐れた当時の人々の心境に想像を馳せることも出来る。それはきっと、現代に生きる私にはちっとも理解出来ないのだろうけれど。
 文化や思想は決して不滅のものなどではなく、時代や技術の変化によって容易に失われ、アクセス不可になるのだなと、しみじみと思う。

 あちこちにまで足を運び、収集した作者の努力と鏡愛が伝わってくる一冊。


テーマ別:|ジャンル別:文化史
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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Theme:読んだ本の紹介 | Genre:本・雑誌 |
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