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『悪魔の話(講談社学術文庫)』感想:★★★☆☆

2013.03.07 Thu


悪魔の話 (講談社学術文庫)

池内 紀 講談社 2013-02-13
売り上げランキング : 70580
by ヨメレバ


 おどろおどろしいタイトルとは違い、中身は著者の悪魔に関する随筆。
 翻訳者として長く活躍する著者による書き物だけあり、なかなかに面白いのだが……だが、「これ講談社学術文庫で出す内容か?」という疑問がどうにも消えない。
 いつも読んでいる雑誌なり新聞なりの一コーナーに載っていればとても嬉しいけれど、講談社学術文庫として買いたくはなかった。

 まだ別のもう少しライトな文庫レーベルで出してくれれば良かったのに、と書いておきながら私には講談社の中にふさわしいレーベルを思い付けないのだが。
 この『悪魔の話』は以前に一度講談社現代新書から出ているのだが、そのレーベルもちょっと違うかな……。単なる私のイメージだけれど。








 新たに文庫版『悪魔の話』を出すにあたって、「ニーチェの妹」と題する補遺が20ページほど書き下ろされた。
 これはかの「悪魔」ヒトラーが愛読したとされるニーチェの『権力への意志』がいかにして生まれたかの話。
 なんでもニーチェがこの世を去った時点では、この運命の一冊はまだまだ完成とはほど遠い状態であったのだそうだ。
 それが出版されるに至ったのには「ニーチェの妹」の存在が欠かせない……とまぁ、そんな内容なのだが続きは読んでのお楽しみ。


 この補遺と言い、全体的に決して悪くはない。
 著者の名前を知っていれば当然その周囲の書物も読んでいるだろうから、割とニヤニヤ出来るのだが、けれどもやはり表面を撫でる程度でしかないのが絶妙に痒い。
 入門書としても……、全く何も知らない人が読むと言うことはここからニヤニヤ度がさっぴかれることとなり、つまりは薄さが更に促進されるようにしか思えない。



レーベル別:講談社学術文庫|テーマ別:悪魔
より詳しくは右カラムのカテゴリから選択してください。


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