">
RSS|archives|admin


<<『阿呆物語』感想:★★★★★ | ホーム | 『吸血鬼ドラキュラ』感想:★★★★☆>>

スポンサーサイト

--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


Category:スポンサー広告 | Comment(-) | Trackback(-) | top↑ |

叢書・ウニベルシタスの本体装丁がいつ変わってしまったのか真面目に調べてみた

2011.07.17 Sun
 気が付いたらウニベルシタス叢書の装丁が変わっていて凹んだ、との話は以前したが(2011年7月6日の記事参照)、実際にいつ変わったのかを図書館に行ったついでに調べてみた。
 なんという暇人。

 その前に、ウニベルシタス叢書の基本情報を。
 出版元は法政大学出版局。ウニベルシタス叢書の目指すところは云々との話を聞いたことがないので良く分からないが、基本的には学術書の叢書なのだろうと思う。
 扱うジャンルは文学論や芸術論、文化論かと思ったらエコについて語ってみたりと幅広すぎて私には良く分かりません。
 装丁は基本的に本体+紙カバーの至って普通なハードカバー。
ウニベルシタス叢書・表紙

 写真はなんとなく『大世界劇場』をチョイス。上に映っている黒っぽいのが本体で(実際は臙脂色)、下の白いのがカバー。
 この本を選んだ意味は特に無いが、この花みたいな表紙がかつては標準でした。
 つまりこの花みたいな表紙のものと、その本のためだけに用意された表紙のものの2種類がありました。表紙が標準のコレだと「期待されてないのかな」とちょっと悲しく思ったりしたものです。
 今ではこの花みたいなものではなく、違うもっとシンプルな表紙が標準みたいですね。『スポーツと文明化〈新装版〉』とかがそうかな。


 今回私が気になって調べたのは、表紙の変更ではなく、本体の装丁がいつ変わったのかという事。
 上の写真では黒っぽく映っている本体ですが、実際は臙脂色でしてたぶん布装丁、背には金色でタイトルが記されておりました。
 それがいつからか黄色っぽいただの硬い紙表紙になっており、私は非常に凹んだわけです。
20110706-1.jpg

 上が新装丁で下が旧装丁。以前も使った写真の使い回し。
 前の臙脂色の装丁を気に入っていた身には辛い変更でございます。コスト的に色々あったんだろうなと想像出来なくもないですが。


 と前置きがやたらと長くなりましたが、ウニベルシタス叢書の本体装丁がこの味気ないものに変わったのは、ずばり1998年6月からでした。
 以下、証拠。





 図書館をかけずり回って集めたウニベルシタス叢書が下の写真。
 ここの図書館では表紙を剥いで本体だけを収集するのが基本です。まぁ、最近の本はカバーに透明シール張って収めているみたいですが。

結論


 右に行くほど新しい本。
 左、つまり古い方から書名を並べると以下になります。日付は本に記載の初版第一刷発行日。
・1998.05.01 『パロールの奪取 (叢書・ウニベルシタス602)』
・1998.05.15 『探偵小説あるいはモデルニテ (叢書・ウニベルシタス605)』
・1998.05.20 『ギリシア文学概論 (叢書・ウニベルシタス601)』
・1998.06.15 『68年の思想 (叢書・ウニベルシタス603)』
・1998.06.30 『近代の正当性Ⅰ 世俗化の自己主張 (叢書・ウニベルシタス606)』
・1998.07.01 『第三の知恵 (叢書・ウニベルシタス589)』
・1998.07.24 『シオラン対談集 (叢書・ウニベルシタス586)』

 1998年5月発行の本には『ロマン主義のレトリック (叢書・ウニベルシタス604)』もあるのだが、見つけられなかった。貸し出しにはなっていなかったので、ちょうど誰かが読んでいたのかも?
 そんな訳で『ロマン主義のレトリック』の発行日は不明、さらには新装丁なのか旧装丁なのかも不明なのだが、月の途中、それも20日以降に装丁変えることもないだろうと思ったので、1998年6月15日が発行日である『68年の思想』が新装丁の最初の1冊である。と言うのが私の結論。


 ウニベルシタスの通巻番号と発行順は結構食い違っており、上に上げた7冊だけでもその現象が確認出来ますね。
 って訳で通巻番号601から606までを左から右に並べてみたのが次の写真。 

オマケ


 旧装丁と新装丁がごっちゃごちゃになっております。
  『68年の思想 (叢書・ウニベルシタス603)』と『探偵小説あるいはモデルニテ (叢書・ウニベルシタス605)』の間には、『ロマン主義のレトリック (叢書・ウニベルシタス604)』があるのですが、既に書いたようにこの時には見つけられなかったので写真には欠けてます。
 かなり残念。


 と、ここまで書いた後に気が付いたが、法政大学出版局のサイトに載ってる発売年月のデータと結構食い違っている。
 図書館のデータに準拠して探したが、そう言えばこの図書館って叢書・ウニベルシタス全部買ってんのかなぁ……。なんか色々と前提条件を考えてなかったぞ。残念スペックで申し訳ございません。
 欠けているデータをお持ちの方の情報提供をお待ちしております。




 冒頭にも書いた通り、別に図書館にはウニベルシタスのために行った訳ではなくて、先日言っていたように、エーヴェルスの『吸血鬼』(世界大ロマン全集33)を借りに行ったのです。
 それがふと思い立ったせいで図書館を駆け巡る羽目になってしまった。もちろん筋肉痛ですよ、って普段からどんだけ運動不足なのよ私。
 世界大ロマン全集の『吸血鬼』は「紙面の関係で少しつめた個所もある(p.282)」とあとがきで翻訳者が述べているから、全訳ではないのかもしれない。まだ読んでないけど。創土社発行の『吸血鬼』は全訳なんだろうか。


 どーでも良いが、fc2ブログの不具合のせいで一時真っ白祭りになっていた。
 本来ならこの記事は昨日の内に完成した筈なのに、おかげさまでこんな時間ですよ、この野郎。
 まぁ私も開き直ってコールドケースとか観てたけどね。
Theme:本に関すること | Genre:本・雑誌 |
Category:本にまつわるエトセトラ | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |
<<『阿呆物語』感想:★★★★★ | ホーム | 『吸血鬼ドラキュラ』感想:★★★★☆>>
name
title
mail
url

[ ]
Trackback URL
http://kkkate.blog.fc2.com/tb.php/41-134a37a0