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予定通りとはほど遠く:購入履歴・新本編62

2012.09.07 Fri


 今更ながらに購入本メモ。
 今週の月曜日に紀伊國屋書店は梅田店で、国書刊行会40周年フェア台で購入したものばかり。


 まずはコレだよコレ、な『新編 バベルの図書館1 アメリカ編』。

新編バベルの図書館 第1巻


 フェア台には1冊しか残っていなかった。しかもその函には小さな染みが。
 店員さんに在庫を聞こうにも皆さんとてつもなくお忙しそうだったので、「海外文学の棚にまだあるんじゃない?」と思い移動したところ、そちらには確かに複数冊あったがどれも帯がグッシャリ。
 それに、海外文学の棚のバベルにはフェア帯が付いていない。

 なんだか面倒になってきたので、結局は小さな汚れが付いたフェア台の生き残りを購入した。
 まぁどうせ汚れるだろうし、良いかなって。


 フェア帯on通常帯な状態だったおかげか、通常の帯は綺麗。
 フェア帯はやや残念なことになっていたけれど、応募券が無事ならどうでも良いや。

『新編 バベルの図書館1』の帯


 「巨匠ボルヘスが選ぶ比類なき<<世界文学図書館>>」の1冊目はアメリカ編。
 刊行記念特別価格とのことで、5800円+税=6080円となっております。
 次巻からは基本的に6,825円になるらしい。そして隔月発売の予定らしい。……つ、辛くないかソレ。
 けれど、全巻購入特典として各巻の帯に付いている特典シールを送って貰える月報の合本のサービス締め切りは最終巻刊行から半年らしいので、これを貰おうと思うとあまりのんびりしてもいられない。








 1巻目であるアメリカ編の『新編 バベルの図書館』はポイントポイントで赤が使われていたけれど、これは次巻以降毎号色変わりするんだろうか。
 中は作家毎に黒ページで仕切られていてなかなかにオシャレ。
 各作家に対するボルヘスの序文に加え、旧版での表紙もモノクロながらそれぞれ収録している。

 この新編バベル、想像していたよりも実物はカッチリとした本の作りだった。
 大きな本はベッドの枕脇に積むことの多い私だが、これを枕の隣に積んだ日には寝返りを打ったついでに本の角で目を突きそうだ。
 いや今、ずっと枕脇に『怪奇・幻想・綺想文学集:種村季弘翻訳集成』を積んでいるのだが、昨日ウッカリ角に眼をぶつけそうになって「ヒッ!」な状況になったばかりなので……。寝返りを打ちながらふと目を開ければ、そこには迫り来る本の角!な状況は意外と怖い。
 あれよりもバベルは随分と厳ついから真面目に危ないよ。



 もう1冊は、前回もちらっと登場した、異貌の19世紀シリーズの『魔の眼に魅せられて』。

魔の眼に魅されて―メスメリズムと文学の研究 (異貌の19世紀)


 『フランケンシュタインの影の下に』も面白そうだなと思っていたら、「私が選ぶ国書刊行会の3冊」によると品切れらしい……と思ったら、Amazonにはまだ1冊だけ在庫があった。うーん、どうしようかな。
 他の「異貌の19世紀」シリーズでは、『二つの死闘―ヴィクトリア朝のセンセーション』が在庫僅少とのことなので、欲しい方はお早めに。


 3冊目には前川道介翻訳作品ばかりを集めた『独逸怪奇小説集成』を予定していたものの、函の角が凹んでしまったものしかなかったので、中止。
 でもこれ、在庫僅少だったのか。次に見つけたら買おうっと。

 代わりに、前川道介編集の『月下の幻視者 ドイツ・ロマン派短篇集』があったので購入。

『月下の幻視者』函


 ドイツ・ロマン派全集を初めて新本で目撃した……、と思ったのに調べて見るとフーケ/シャミッソーの巻とグリム兄弟の巻以外は在庫あったよ。
 どうしてこんなに認識がズレているんだ私。
 でも本屋で装幀の美しさに心惹かれたのだから、別に良いか。

 この全集は、世界幻想文学大系の正統進化と言った印象で、函+巻きカバー+本体+本体透明カバー+月報のセット。
 これまた世界幻想文学大系と同じように、文章の両脇にはオシャレなデザインが印刷されているなんて贅沢仕様。
 大系との違いは、文字色がやや茶色になったことと、月報の印刷紙がやや良くなったこと。他にもたぶんあるのだろうが、私が気が付いたのはこの2点。

月報と本体


 ドイツ・ロマン派全集8である『月下の幻視者』に入っていた月報の内容は、以下。

ゲルマンの森から――月報6……1984.1
 ・転んだ後の杖――種村季弘
 ・ドイツ・ロマン派とイタリア ドイツ・ロマン派の周辺・6――安藤美紀夫

 前者は著者によるロマン派に属する小説たちへの思い入れと簡単な書評。
 「普通」の世界から突如転落してしまった者たちが再度産み出してみせるのは、在るべきものが在るべきところにない、或いは、在るべきではないものが突如存在する世界。それは読み手に一瞬の強烈な感情、笑い若しくは恐怖、を生ませる。
 後者はタイトル通りに、ドイツ・ロマン派とイタリアの昔話や挿話との関係性について考える内容。結論はこの時点では繰り延べされているが、その後、ちゃんと出たのだろうか。

 月報には次回配本予定の他に、函絵とカバー絵に使われた作品名が記載されていた。
 函にはフリードリヒ作の「キリスト教教会の幻影」が、カバー絵にはエルンスト・フックスの作品が使われているそうな。

 ここで「函?」と思い、函カバーを剥がしてみたら、綺麗な絵が出て来た。

函


 タイトルも金字でカッコイイのだが、何だか凄く残念な写真に……。書店で実物を見て頂ければ、って函カバーは外せないか。


関連記事:
新編 バベルの図書館:購入履歴・新本編60
思ったよりも重くて厚かった:購入履歴・新本編31
国書刊行会40周年フェア@梅田紀伊國屋:フェアメモ





 以上の3冊を買ったら、物理的にも財布的にも非常に重たかった。
 それでも意気揚々と帰ろうとしたら、家の最寄り駅から出た瞬間に雨、雷、雷、雷。
 梅田は雨が降っていなかったらしく、とくに雨避けのカバーもして貰えていなかったおかげで、本が濡れないように帰るのは大変だった。
 大気が不安定なのか、最近は突如雨&雷な展開が多くて嫌だ。
 紀伊國屋で5000円以上買ったのだから、無料で配送サービスを利用すれば良かったよ。

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