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1985の幻想と神秘:購入履歴・古本編85

2012.07.18 Wed


 今日も今日とて、購入本メモ。

 購入したのは、澁澤龍彦監修、幻想文学会編の『日本幻想文学大全』上・下巻セット。青銅社。
 左側が上巻、右が下巻。合わせて2,000円でお釣りが来た。下巻だけ帯付き。

『日本幻想文学大全』上・下


 実物を見るまでは「幻想のラビリンスなのか幻視のラビリンスなのかどっちだよ」と思っていたが、どっちもだったなんてオチが。
 上巻が「幻想のラビリンス」で、下巻が「幻視のラビリンス」なのでした。

 澁澤龍彦の序によれば、「上巻は明治以降戦前までの十九篇、下巻はもっぱら戦後の十九篇を収録している」とのこと。
 ちなみに本書の発行は1985年である。

裏表紙


 一応裏側も。
 私が読んだことのある作品は、下巻に収録されている安部公房「デンドロカカリヤ」と川端康成の「片腕」かな。
 他にも微妙に見覚えのあるタイトルがあるような気もするが、ぱっと思い出せない。








 もう1冊。世界幻想文学大系から『神秘のカバラー』。国書刊行会。
 カバラーって言われてもと思わないでもないのだけれど、なんかもうここまで来たら世界幻想文学大系を全部集めたいなと考えてしまった。
 『普遍の鍵』も実に悩ましいよ……。高い割に興味ほぼないってば。読んでみたら意外と面白いなんて展開を切実に希望。


 『神秘のカバラー』の函カバーは、今までに無くビビットなオレンジ。
 最終ページにある世界幻想文学大系第三期一覧では『カバラーの神秘』と記されているから、当初はこちらのタイトルだったのだろう。
 ちなみにこの『神秘のカバラー』、新装版も出ている。つまりは需要があるってことだろう。

『神秘のカバラー』函


 本体は紫色メインのマーブル模様。
 月報は緑色というかカーキ色。

函と本体、月報


 月報の内容は以下。

月報40――1985.10.30
 ・成長する樹――高橋克巳
 ・「密儀」への道――石津建彦(ISIS研究員)
 ・「もう一つの英語圏新世界」オーストラリアと幻想文学――幻想文学の冒険・9――越智道雄

 表側の2編は本書に纏わる話題を扱っている。
 「成長する樹」は「生命の木」なるものを解説しているようだが、ごめん、無理。この短文ですら無理って、私は果たして本編を読めるのか?
 もう一方の「『密議』への道」は本書の成り立ちを記している。

 裏側の「もう一つの英語圏新世界」は、タイトル通り、オーストラリアの幻想文学を考察したもの。
 オーストラリアという異郷に入植した、もしくはさせられた、ヨーロッパ人はその気候と風土の違いに戸惑い、更には原住民であるアボリジニーの文化に反発し、人口的に優位なアジアに恐怖を、希薄な過去と未知なる未来に狼狽えながらも、オーストラリア人となり、彼らの文学を形成していく様が記されている。
 


関連記事:
記念すべき第一回配本は:購入履歴・古本編73
『水中都市・デンドロカカリヤ』感想:★★★★☆
『スピリット』感想:★★★☆☆





 国書刊行会のサイトを覗いたら、40周年記念特設サイトなるものが出来ていた。
 今年の9月から開催予定の40周年フェアの開催書店リストも公開されていた。……割と少ないような気が。
 梅田の紀伊國屋が参加するなら、まぁ、それで良いかな。でも他の書店と比べて、開催期間が短いかな。

 フェアの概要は「開催店舗でフェア対象商品をご購入いただき、フェア対象書籍に巻いてある40周年フェア帯に添付された応募券を書店設置の応募はがきか官製はがきに貼って小社までお送り下さい。40周年記念プレゼントを差し上げます。」とのこと。
 フェアの対象商品となるのは、国書刊行会が選んだ各界著名人60名が「私の選ぶ国書刊行会の本」との題で各3点ずつ選んだもの。品切れは除く。誰が何を選んだかに関しては日々一人ずつ公開していくそうだ。
 選択肢としてシリーズも可となっているおかげで、既にだいぶカオス。各者の選定に際してのコメントは、フェア開催書店で無料配布される40周年記念小冊子でまとめるとのこと。


 肝心要の記念プレゼントは、応募券1枚で「今日の早川さん」の著者COCOさんの特製描き下ろしポストカード(3枚セット)、もしくは若島正氏訳しおろし短篇ダウンロードが、2枚で40周年記念特製ブックカバー(四六判)。
 個人的にはブックカバーが一番気になるのだが、今のところ画像が出て来ていない。どんなデザインなんだろう? 楽しみだ。

Theme:購入/売却書籍 | Genre:本・雑誌 |
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