夏の文庫フェア2011年:フェアメモ
2011.06.29 Wed
※2012年の新潮文庫フェアについてはコチラ。
※2012年の角川文庫フェアについてはコチラ。
※2012年の集英社文庫フェアについてはコチラ。
「夏の新潮文庫の100冊フェアまだー?」と書いたのは27日月曜日。水曜日の今日、また新潮サイトのサイトを覗いてみたところ、フェアの特設ページが出来上がっていた。どうやら28日に公開されたようだ。
そんな2011新潮文庫の100冊特設ページはコチラ。
ちょっと重め。マウスオーバーでカチカチ小さな音がします。
今回もブログパーツが用意されているので、この記事内に貼ろうかと思ったのだけれど、サイドバーじゃないと駄目なのか表示されなくて挫折。
新潮文庫の100冊フェアは「2冊買ったら必ず貰える」が私にとってのキャッチフレーズであり、毎年楽しみにしている。
今年「2冊買ったら貰える」のは、リサ・ラーソンがデザインしたYonda?キーホルダー。
…………、うん、私はいいや。
応募締め切りは9月26日(当日消印有効)。約2ヶ月で届く予定とのこと。
毎年同じ時期にフェアを開催する角川の、発見!角川文庫2011の公式サイトはコチラ。
こちらはマウスオーバーでピコンピコン言う。
2冊買った上に申し込まないと駄目な新潮に対して、角川は1冊買えばその場でストラップが貰える(書店での景品在庫がなくなった時点で終了)。
その他に、「本屋さんに行こう!キャンペーン」を実施。
夏の100冊フェアでは、角川、新潮ともにフェア限定でスペシャルカバーバージョンを発売する。
角川文庫は有名漫画家&イラストレーターを起用したものと、てぬぐい店かまわぬとのコラボした2バージョン。新潮文庫は去年同様のシンプルを突き詰めた1色カバーである。
それぞれのスペシャルカバーラインナップは以下。
新潮文庫
・吾輩は猫である:夏目漱石 (黄色)
・人間失格:太宰治 (ピンク)
・注文の多い料理店:宮沢賢治 (黒)
・未来いそっぷ:星新一 (水色)
・夜のミッキー・マウス:谷川俊太郎 (青、光沢?)
・きらきらひかる:江國香織 (白、光沢)
・ティファニーで朝食を:カポーティ (オレンジ)
・赤毛のアン:モンゴメリ (赤)
角川文庫 人気漫画家&イラストレーター
・銀河鉄道の夜:宮沢賢治 (イラスト:黒星紅白)
・完訳 ギリシア・ローマ神話 上・下:トマス・ブルフィンチ、大久保博・訳 (イラスト:ヤマザキ・マリ)
・李陵・山月記・弟子・名人伝:中島敦 (イラスト:あさぎ桜)
・赤毛のアン:モンゴメリ、中村佐喜子・訳 (イラスト:あずまきよひこ)
・若き人々への言葉:ニーチェ、原田義人・訳 (イラスト:美水かがみ)
角川文庫 てぬぐい店かまわぬコラボ
・羅生門・鼻・芋粥:芥川龍之介
・海と毒薬:遠藤周作
・兎の眼:灰谷健次郎
・こころ:夏目漱石
・伊豆の踊子:川端康成
・二十四の瞳:壺井栄
角川の『若き人々への言葉』に二匹目のドジョウ臭を嗅ぎ取ったのは、単に私の心が汚れているからだろうか。
『赤毛のアン』が両社のスペシャルフェアに登場。スペシャル以外にも目をやれば、『こころ』『伊豆の踊子』、たぶん他にも、が被っている。
個人的には、新たにてぬぐい店とのコラボ企画を打ち出した角川の方が好感度高し。ただコラボと言っても柄だけで、表紙に手ぬぐいが巻いてある訳ではないようだ。
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追記
角川文庫のてぬぐい店かまわぬコラボは、やっぱりてぬぐい柄を表紙に採用しているだけであって、てぬぐいが巻かれているわけではなかった。
コストと流通を考えれば当然でした……。
ただ、表紙は普段のつるっとした紙ではなく、凹凸のある特殊なものになっているようだ。
折角だから1冊くらい買おうかとも思ったのだが、薄い&文字デカイで購買意欲を削がれてしまった。
元からあの文字の大きさだったっけか。