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物欲の虜:購入履歴・古本編40

2011.12.17 Sat


 その装丁を見た瞬間に、どうしても手に入れたくなることってあるよね。あるよね?
 と無理にでも同意をもぎ取ることで安心感を得たいくらいに衝動的な理由で買ってしまったのが、『エーヴェルス短篇集 蜘蛛・ミイラの花嫁 他』。

函


 この函絵自体は全く好みではなく、「なんか良く分からない絵だけど、エーヴェルスの作品もまた良く分からないから、お似合いなのかなぁー」とか何とか思い素通りしかけた。
 が、函から出した本体の装丁が素敵で、反射的に「買う!」と決意してしまった次第。


 私の心をガッチリ捕まえた装丁が下の写真。
本体装丁

 例によって写真がイマイチで紺色っぽくなってしまっているが、実際は黒色。そこに銀色で蜘蛛の絵がポツリと描かれている。
 いやぁ、良いっすね。今まで買った創土社の函付き本の中で一番好きかも。『ダンセイニ幻想小説集』の本体装丁も素敵だけれど。
 創土社さんが毎回このクオリティを保ってくれれば良いのに……。何の絵もない本があるのが残念だ。








 今回の『エーヴェルス短篇集』は創土社の「ブックス・メタモルファス叢書」の1冊。
 分かりにくいけれど、背にスフィンクスのマークがちゃんとあります。
 収録作品は以下8篇。
・「蜘蛛」
・「死んだユダヤ人」
・「乳を飲ませた女」
・「アルラウネと運転手」
・「最高の愛」
・「ジョン・ハミルトン・ルーウェリンの最後」
・「ミイラの花嫁」
・「アイリーン・カーター」

 「アルラウネと運転手」は、長編『アルラウネ』の第九章「アルラウネの恋人となった男たち、及び、彼らの運命について語るの章」と同一のようだ。
 スピンオフの短編があるのかと期待した私個人的にはやや残念。
 私が買ったのは2版なのだが、象嵌訂正の範囲で誤植・訳文の不備を改めてあるそうな。初版が出た後に資料を入手したので解説にも不備があるが、全面的に改訂することは不可能だったため、同じく創土社から出たエーヴェルス『吸血鬼』の解説を参照にして頂きたい、と解説末尾に記されているが、今となっては『吸血鬼』を読むのはなかなかに難儀だぞと思ったり。古書価格は高いし、図書館にもあまり置かれていないことだし。


 私が買った『エーヴェルス短篇集』には函帯の他に、創土社通信なるものが付いていた。今まで何冊か買ってきたけれど、付いてきたのは初めて。
 他の本にも付属していたのだろうか。だとしたらちょっと読みたかったな。
 私が今回手に入れた創土社通信はvol.6 1976.10.15のもの。
 内容は、創土社の編集者と読者代表の対話と、読者からのお便りを紹介している。


 最後に函絵にもう少し接近してみた。
函絵ちょっとアップ


 ……やっぱりよく分からない。写真の質がアレだとの問題もあるけれど。
 Amazonにもっと綺麗な表紙写真が上がっているので、気になる方はどうぞ。→『蜘蛛・ミイラの花嫁―他 エーヴェルス短篇集


 あと、何故かスピンが妙に短い。ギリギリの長さだ。
 今まで創土社の本に対して「栞、短っ!」と思ったことはなかったのだが、これは私が買った本だけの問題なのだろうか。


関連記事:
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Theme:この本買いました | Genre:本・雑誌 |
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