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『逃(百年文庫・88)』感想:★★☆☆☆

2015.11.28 Sat


逃 (百年文庫)
逃 (百年文庫)田村 泰次郎 ハーディ ゴーゴリ Thomas Hardy

ポプラ社 2011-08
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 またしても百年文庫。
 とは言え、今回の『逃』は、正直あまり面白くない。「男鹿」は良い作品なんだが、他の2作があんまりなぁ。

 収録作品は以下。
・「男鹿」 田村泰次郎
・「幌馬車」 ゴーゴリ、横田瑞穂・訳
・「三人の見知らぬ客」 ハーディ、井出弘之・訳



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『原典によるロシア文学への招待―古代からゴーゴリまで』感想:★★★★☆

2015.11.27 Fri

原典によるロシア文学への招待―古代からゴーゴリまで
原典によるロシア文学への招待―古代からゴーゴリまで川崎 隆司

成文社 2008-11
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 何故この本を手に取ったのか、その理由はもう忘れてしまったが、しかし出会えて良かったなと思えた一冊。
 時代時代の代表的な作品と共に、その頃の歴史について記述するというスタイルで進む。引用される作品がどれも興味深いのだが、その引用部分以外の邦訳が存在しないことの方が多くて、なんとも残念である。
 時代背景の説明もそれなりに面白く紹介されており、ストイックな態度を崩さなかった『図説 ロシアの歴史』とは好対照である。



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『架(百年文庫・95)』感想:★★★★☆

2015.11.21 Sat

架 (百年文庫)
架 (百年文庫)火野 葦平 吉村 昭 ルゴーネス Leopoldo Lugones

ポプラ社 2011-10
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 個人的にかなりお久しぶりな百年文庫。ポプラ社ちゃんのことはあまり好きではないので、珍しく図書館本。
 薄い上に文字が大きくて、さっくりと読み終わるシリーズ。
 今回の収録作品は以下。

・「伝説」 火野葦平
・「火の雨」 ルゴーネス、牛島信明・訳
・「少女架刑」 吉村昭


 本書のメインは「少女架刑」。ずっと読みたいと思っていた作品だったので、ここで出会えて嬉しい。
 想像していたのとは異なるテイストの物語だったのも嬉しい。


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『図説 ロシアの歴史』感想:★★★★★

2015.11.20 Fri

図説 ロシアの歴史 (ふくろうの本)
図説 ロシアの歴史 (ふくろうの本)栗生沢猛夫

河出書房新社 2010-05-20
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 お馴染み変なサイズのふくろうの本。変なサイズ故なのか、「図説」の名に恥じぬ画像の多さ。
 ロシアという国家の設立から現代までを、コンパクトにまとめているなかなか得がたい一冊。それと同時に一方的な決めつけを極力避けようと努力している節が見え、好感を抱かせる。
 が、その態度故に描写が押さえられ、偽ドミトリーなどのかなり衝撃的な出来事もそうは見えないという欠点もあるのだが。



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映画『レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺』感想:★★☆☆☆

2015.11.18 Wed

レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺 [DVD]
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 ゴーゴリ原作の映画、『妖婆 死棺の呪い』のリメイク。
 色んなジャンルの良いところ取りをしようとした結果、どっちつかずの代物になったぜ!な一作。
 リメイク元も、今作も、揃って邦題が謎だなぁ。


 18世紀イギリス。地図製作にのめり込む自称科学者のジョナサン・グリーン(ジェイソン・フレミング)は、裕福な恋人ダドリー(アンナ・チュリーナ)の父親に逢い引き現場を目撃され、叩き出されてしまう。
 ダドリーに相応しい身分の男になるべく、地図製作のためにヨーロッパの東の端へと旅に出たジョナサンが辿り着いたのは、怪しい村。
 その地では、一年前にそこの地主の娘パンノチカ(オリガ・ザイツェワ)が謎の死を遂げていたのだ。その上、彼女が死の床で願った三日三晩の祈祷に指名されたホマー・ブルータス()が失踪を果たしていたのだった。
 娘の死の謎を解きたい地主と、不審な動きを見せる司祭パイジ(アンドレイ・スモリアコフ)、ホマーに支払われるはずだった金貨を横取りした兄弟。
 それぞれの思惑が絡まり合う中、外国人たるジョナサンの存在によって村は大きく運命を変えて行く……。



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映画『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』感想:★★★☆☆

2015.11.07 Sat

京都ヒストリカ国際映画祭
(画像は第7回京都ヒストリカ国際映画祭公式サイトより)


 京都ヒストリカ国際映画祭個人的ラストは『千年医師物語』。こちらは来年の春に日本でも公開の予定があるそうな。
 ちなみに、近世以前のヨーロッパでは、外科医は理髪師と呼ばれ、内科医とは大きく区別されていたことを頭に入れておくと、宜しいかと。理髪師と医師との間には、越えられない壁があるのが本来なのだが、そこら辺はこの映画では完全にスルーされている。


 11世紀初頭、イングランドの片田舎で映画は幕を開ける。貧しい少年ロブ・コール(トム・ペイン)は母親と幼い兄弟のために、必死に炭鉱で働いていた。そんなある日、母親が「脇腹の病」で苦しみ始める。
 丁度町を訪れていた理髪師(ステラン・スカルスガルド)に助けを求めるロブであったが、彼からの答えは冷たかった。脇腹の病は不治の、致死率100%の病なのだ。
 母親を失い兄弟離散となったロブは、理髪師に強引に付いていく。時と共にロブは理髪師に認められ、彼の弟子とも息子とも呼べる存在になって行くが、しかし未だ脇腹の病は不治のままであった。
 ある日その理髪師が治せぬ病を、ユダヤ人医師が治癒する様を目撃する。母親を殺した脇腹の病の治療法を求めるロブは、彼が医学を学んだという遠い異国ペルシアのイスファハン、世界最高の医師と呼ばれたイブン・シーナ(ベン・キングズレー)に弟子入りするべく、国も宗教も捨て、遠い旅に出るのだった。
 そしてその旅の途中、裕福なスペイン人女性レベッカ(エマ・リグビー)と出会い、淡い恋を経験するのだが……。



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映画『フェンサー』感想:★★★★☆

2015.11.06 Fri

京都ヒストリカ国際映画祭
(画像は第7回京都ヒストリカ国際映画祭公式サイトより)


 京都ヒストリカ国際映画祭で見た映画、2本目。
 日本公開の可能性はあるような、ないような。


 舞台はドイツ・ロシア双方に何度も支配されてきた国、エストニア。1950年代初期のエストニアは、ソ連の一部となっていた。
 エストニアの片田舎ハープサルにレニングラードからやって来たのは、まだ若い体育教師エンデル・ネリス(Märt Avandi)。
 体育教室を開催するようにと校長(Hendrik Toompere Sr.)に指示されたネリスは、倉庫から見付けたスキー用具を手入れし、子供達に教えようとするが、しかし彼の準備した道具は消え失せてしまう。都会レニングラードからやって来たネリスに反感を抱く校長の仕業なのは明らかであった。

 予算も道具もないネリスは、考えた末に自分の特技であるフェンシングを教えることを思い付く。それは身分を隠さねばならない彼にとっては、その正体への手掛かりともなり得る危険なものでもあったのだが。
 ネリスの心配など知らぬ子供達は、徐々にフェンシングにのめり込んでいく。フェンシングに大切なのは足音を立てずに静かに動くこと、そして相手との距離を取ること。
 時代は1950年代。疑心暗鬼に駆られたソ連は、エストニアの男たちを戦前のドイツに対する協力を理由に、あるいは大した理由もなく、連行しては強制収容所に送り込んでいた。
 父を、祖父を失った子供たちはネリスを父のように慕いつつあった。そんな中、子供の一人が見つけて来たのは、フェンシングの全国大会の広告。ソ連中の学校に参加資格があるのだ。だがその開催地はレニングラードであった。ソ連の中枢である。
 その頃、ネリスに反感を抱く校長は、彼の身元を詳しく調べさせていた。そして校長は、ネリスが隠してきた秘密をついに知ってしまう……。

 子供達の夢か、それとも自身の安全か。ネリスの友は言った、レニングラードから遠くに逃げろと。距離を取れと。静かに動くのだと。
 だが逃げてばかりでは、ポイントが取れない。試合に勝てない。
 ネリスは決断する。


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映画『吸血セラピー』感想:★★★★☆

2015.11.05 Thu

京都ヒストリカ国際映画祭
(画像は第七回京都ヒストリカ国際映画祭公式サイトのスクリーンショット)


 先日、京都ヒストリカ国際映画祭を見に行って来たよ。そんな訳で三連続で、映画の話。
 最初に見たのは『吸血セラピー』。こちらは日本公開の予定はないらしい。




 時代は1932年、大戦の狭間の時期、ウィーン。
 若い画家ヴィクトル(ドミニック・オレイ)は、生活費を稼ぐため精神科医ジークムント・フロイト(カール・フィッシャー)のところで彼の患者の見た夢をスケッチする仕事をしていた。
 今日もヴィクトルの元を訪れたのは、恋人のルーシー(コーネリア・イヴァンカン)。だがヴィクトルの描いたルーシーの肖像画は、彼女自身にはちっとも気に入らない。彼女は自立心の高い、勝ち気な女性なのであった。

 一方、資金難に呻吟していたフロイトに、太っ腹な出資者が現れた。それはミステリアスな雰囲気を漂わせる伯爵(トビアス・モレッティ)であった。
 彼はフロイトにセラピーを所望する。深い悩みがあるのだと彼は言う。それはもう妻の存在に耐えられないという深刻な相談であった。妻がそこにいるだけでイライラしてしまい、数百年前に失った恋人ナディラへの愛は深まるばかりだと。
 実はこの伯爵、吸血鬼なのである。だがそんなこととは知らぬフロイトは、彼の相談を真面目に聞いてやる。
 だが事態は突然意外な展開を見せる。フロイトの部屋にヴィクトルが置いていったルーシーの絵。それを偶然見た伯爵は、一目で確信するのだ。この女こそがかつて失った恋人ナディラの生まれ変わりであると。

 伯爵の妻(ジャネット・ハイン)にも悩みがあった。吸血鬼たる彼女は鏡に写らないのだ。もう何百年も自分の顔を見ていない。
 伯爵はそんな妻に、ヴィクトルを紹介する。鏡に写らなくとも、肖像画を描いて貰えば自分の顔を見られるではないか、と彼は勧めるのであった。その本心は、妻の排除なのであるが。

 伯爵とルーシー、ヴィクトルと伯爵夫人、そしてルーシーに恋してしまう伯爵の召使い(ダーフィト・ベンネント)が入り乱れ、喜劇の幕は開く。


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