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『中世の身体』感想:★★★☆☆

2012.03.30 Fri


中世の身体

ジャック ル=ゴフ 藤原書店 2006-06
売り上げランキング : 174352
by ヨメレバ


 中世を主なフィールドとする歴史家ル=ゴフが、文化ジャーナリストのニコラ・トリュオンの協力の下に書き上げた1冊。
 原著ではトリュオンの名前も入っているようなのに、日本語翻訳版のこちらからは名前が削られていてやや不憫。

 現在のヨーロッパを産み出す源泉を中世に見いだし、その諸々を実際に取り上げて色々と語ってはいるが、踏み込みは浅い。
 この内容でこの値段はちょっとなぁ、と正直なところ思わなくもない。が、数多の図版は全て日本語版オリジナル、それもその多くが翻訳者の一人である池田健二が撮った写真だと言うのだから驚き。
 これらの図版が作者が示したいものとピタリと一致しており、本書に分かりやすさという魅力を与えている。その一点だけで単行本である価値があるのかもしれない。



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Theme:読んだ本 | Genre:本・雑誌 |
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火から秘密へ:購入履歴・古本編56

2012.03.29 Thu



 世界幻想文学大系からフリオ・コルタサルの『秘密の武器』を購入。
 函のカバーは緑色。

世界幻想文学大系『秘密の武器』


 コルタサルはボルヘスと並ぶアルゼンチンの代表的幻想作家、らしい。
 ちなみに当初の予定ではコルタサル作品は『秘密の武器』ではなく『すべての火は火』のタイトルで世界幻想文学大系に収められるはずだったのが、途中で変更された。
 どれかの月報でその理由として、「より幻想文学大系に相応しいものをと考えた結果」だと書いてあり、タイトルだけではなく収録作も変更されていたような記憶があるのだが(『秘密の武器』には「すべての火は火」は収録されていない)、どの月報だったか忘れた上に発見出来ない。

 ちなみに「すべての火は火」は、『秘密の武器』の後に発行された岩波文庫の『悪魔の涎・追い求める男 他八篇―コルタサル短篇集』、もしくは叢書アンデスの風の『すべての火は火』で読むことが出来る。



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徘徊は続くよいつまでも……いつまでも?:購入履歴・新本編38

2012.03.28 Wed


 色んなネット書店を利用して回っている最近ですが、今回はbk1で購入。
 クレジットカードも使えるが、ネットで支払い出来るのが便利なのが気に入って、今のところ利用頻度が一番高い。支払い手数料も掛からないのが素敵。
 それに妙にこまめにクーポン券くれるしね。本体価格の1%のポイントが付くのも良い。

 買ったのは以下。
 1万円以上の購入で1,000ポイントさしあげますキャンペーンに参加したかったのと、誕生月だけ有効の500円クーポンを使いたかったがために、まとめて買ってしまった。


技術としての身体 (叢書・身体と文化) からだの文化人類学―変貌する日本人の身体観

考える身体 日本人の身体観の歴史

悲鳴をあげる身体 (PHP新書)


 『技術としての身体』、『からだの文化人類学』、『考える身体』に『日本人の身体観の歴史』、最後は新書の『悲鳴をあげる身体』
 前回前々回に買ったのが西洋メインだったので、今回は日本メインにしようと意識したような記憶がある。


 来月以降は慎ましく生きるんだ。生きるんだ……。
 このテンポで本買い続けてたら、床が抜ける日が遠くない。




Theme:雑記 | Genre:本・雑誌 |
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自棄買いしてしまったが後悔はしていない:購入履歴・新本編37

2012.03.27 Tue


 「反省すれども後悔せず」って誰の台詞だっけ。あれ、「後悔すれども反省せず」だっけ?

 基本的に自分の衝動に素直に生きているので、今日もまた本屋巡りに繰り出してしまいました。
 欲しかったのはコレ。

大人の科学マガジンVol.33(卓上ロボット掃除機) (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ)


 「大人の科学マガジンVol.33(卓上ロボット掃除機)」。
 卓上ロボット掃除機! 何その小さいルンバ。
 しかもAmazonの内容説明によると、「手でわしづかみできるサイズの卓上掃除機。障害物にぶつかれば方向転換、さらにテーブルの端を感知しても方向転換する、それらすべてをギヤなどを用いて機械的に行っている。電気的なセンサーや制御機構をまったく持たない究極のメカニカル掃除機です。」だそうな。
 流石にルンバほどのお掃除能力を期待するとガッカリするようだけれど、方向転換する様を見るためだけでも個人的には欲しい。ムックではその機構を説明してくれているようだし、是非是非。


 本屋を巡るなら、ついでにホフマンの作品も買おう。岩波文庫の『ホフマン短篇集』か、光文社古典新訳文庫の『黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ』のどちらか、在庫がある方で良いや。

ホフマン短篇集 (岩波文庫) 黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ (光文社古典新訳文庫)


 と、欲望を胸に秘めて財布握りしめつつ本屋4軒回った結果としては、……どれも置いていなかった。

 E・T・A・ホフマンってビッグネームだと思っていたけど、もしかして違うんだろうか。海外作品全てに対して妙に不安になって来たぞ、私。近所に大きな書店出来ないかな。出来ないよねー。
 「大人の科学マガジン」は「付録のせいで妙に分厚い雑誌だよね」くらいの認識でコーナー覗いたら、最近の雑誌はどいつもこいつも分厚くて笑ってしまった。雑誌も大変なんだなぁ。



Theme:本、雑誌 | Genre:本・雑誌 |
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『ク・リトル・リトル神話集』感想:★★★★☆

2012.03.26 Mon


ク・リトル・リトル神話集 (ドラキュラ叢書 第 5巻)

H.P.ラヴクラフト,荒俣 宏 国書刊行会 1976-11
売り上げランキング : 135202
by ヨメレバ



 私が持っているのは初版だが、誤字が多い。
 「少しインディアンの血が」となるはずだった箇所が「少レインディアンの血が」となっているところ(p.138, 「イグの呪い」)で、昔懐かしい「インド人を右に!」を思い出してしまった。
 現在流通している版では誤字が直されていますように……。


 収録作品は以下。四部に分かれており、その頭には荒俣宏の手によると思われる短い前書きがついている。
 作品のほぼ全てのタイトル裏に、ヴァージル・フィンレイの挿絵付き。

 序文 荒俣宏
Ⅰ 発端
 ・「アルハザードのランプ」 ラヴクラフト&ダーレス 広田耕三・訳
Ⅱ 超宇宙の邪神
 ・「永劫より」 ヘイゼル・ヒールド 野村芳夫・訳
 ・「インスマスの追跡」 ラヴクラフト&ダーレス 那智四郎・訳
 ・「イグの呪い」 ゼリア・ビショップ 那智四郎・訳
 ・「博物館の恐怖」 ヘイゼル・ヒールド 野村芳夫・訳
Ⅲ 魔書の啓示
 ・「魔女の谷」 ラヴクラフト&ダーレス 広田耕三・訳
 ・「破風の上のもの」 ロバート・E・ハワード 赤井敏夫・訳
 ・「黄の印」 R・W・チェンバース 森美樹夫・訳
 ・「白蛆の襲来」 C・A・スミス 高木国寿・訳
Ⅳ 怪物の侵寇
 ・「地の底深く」 R・B・ジョンソン 赤井敏夫・訳
 ・「墳墓の末裔」 C・A・スミス 広田耕三・訳

 巻末には「ク・リトル・リトル神話事件簿(松井克弘・編)」を収録。
 これはラブクラフトの「ダゴン」、「ランドルフ・カーターの弁明」、「海底の神殿」、「妖犬」、「暗黒の秘儀」、「クートゥリュウの喚び声」、「銀の鍵」、「異次元の色彩」、「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」、「ダンウィッチの影」、「闇に囁くもの」、「インスマウスの影」、「魔女の家の怪」、「銀の鍵を超えて」、「戸口の怪物」、「超時間の影」、「闇に這う者」の作品から、起こった事件その他の出来事を時系列・地域別に分けてまとめたもの。


 感想は折りたたみ。



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緑色<黄色、な予感:購入履歴・古本編55

2012.03.26 Mon


 今回の購入本はこれ。
現代の世界文学『ドイツ短篇集24』


 集英社の現代世界文学から『ドイツ短篇24』でした。

 以前にも書いたけれど、この「短篇24」シリーズはドイツの他に、ロシア、イギリス、アメリカ、フランス編があり、更に黄色い表紙のものと、それの新装版の緑色の表紙のものが存在している。
 黄色表紙ではロシアだけ『ロシア短篇22』と収録数が2つ少なかったものの、新装版の緑表紙は『ロシア短篇24』になり2作品収録が増え、他の国と同じ収録数になった。

 私が欲しいのはソログープの「「死の刺 二少年の物語」を収録する『ロシア短篇24』。
 『ロシア短篇22』にもソログープは収録されているものの、2作品増えてる方がお得かなーとの考えから緑表紙の24の方が欲しい。
 そしてそのついでに緑表紙の「短篇24」シリーズをのんびり集めることにした。それで今回『ドイツ短篇24』を購入した次第。
 他にはAmazonで在庫1になっていたので慌てて買った『アメリカ短篇24』を持っている。……今見たら、在庫2に増えてますね。



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セットで3冊揃える予定は無いったら無い:購入履歴・新本編36

2012.03.25 Sun


 以前に買えなかった『監獄の誕生―監視と処罰』を購入。

監獄の誕生―監視と処罰


 函入り。地味な色合いもあり、なかなかに落ち着いた佇まい。
 新潮社のこの函入りフーコーは他に『狂気の歴史―古典主義時代における』と『言葉と物―人文科学の考古学』があるけれど、集めるつもりはないです本当です。
 ちなみにこの3冊、函の色味は似ているがデザインが違う。


 今回の購入先は買う市ブックス。
 バナーが見つからないので、在庫も共有しているlivedoor BOOKSのを貼っておく。



 新本も古本も電子書籍も買えるサイトらしい。



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35年経っても大丈夫:購入履歴・古本編54

2012.03.24 Sat



 かつての表紙無し岩波文庫が1冊増えた。

『シャクンタラー姫』表紙


 『シャクンタラー姫』でした。
 作者のカーリダーサはインド一の詩人にして、二以下は存在しないほどの孤高の存在なのだそうな。
 この「シャクンタラー」は近代以後ヨーロッパにも紹介され、ゲーテの『ファウスト』のプロローグにその影響を見ることが出来るとは有名な話……らしい。そんな話を耳に挟んだので今回買ってみた次第なのでした。

 「シャクンタラー」には数種の伝本があるものの、この岩波文庫のものが底本としたのはベンゴール本。
 1956年に刀江書院から刊行されたものの表記を現代かな遣いに改めたのが、岩波文庫版。
 私が買ったのは1977年初版のカバーのないものだが、その後復刊されたらしく、表紙付きの現在出回っているのと同じ装丁のものもある。


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