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想像よりも小さかった:購入履歴・新本編12

2011.10.31 Mon

 何だか色々と文句を言っていたけれど、無事にAmazonさんから届いた『南欧怪談三題』が。
 29日に発送メールが来てから丸2日掛かったのか。うーん。
 ってのは置いておいて、ハードカバーかと思っていたら、ソフトカバーだった。その上に、想像よりも小さい判型だった。しかも思っていたよりも薄い。
 ……既にちょっとしょんぼり。

南欧怪談三題 (転換期を読む)


 収録作品はランペドゥーザ「鮫女」に、アナトール・フランスの「亡霊のお彌撒」、プロスペル・メリメの「ヰギヱのヴェヌス」のタイトル通りに3作。
 西ヨーロッパでも死なずに生き続ける「怪談」の変遷と有り様を示すために、編集者兼翻訳者である西本晃二が選んだのがこの3作品なのだそうな。私もまだ帯しか読んでいないけど。

 届いてからこの『南欧怪談三題』が未来社の「転換期を読む」シリーズの1つなのを知ったが、改めてこのシリーズのラインナップを眺めてみても性格が把握出来なくて首を傾げてしまった。それぞれ装丁の色が違ってオシャレだとは思ったけれど。
 シリーズの理念としては、「未紹介の名著や読み直される古典を、ハンディな判で」だそうな。


関連記事:
どうやら発売延期していたらしい:購入履歴・新本編11
『南欧怪談三題』感想:★★★★☆



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『フォースタス博士』感想:★★★☆☆

2011.10.30 Sun

noimage.gif


 NO IMAGEもNO IMAGE、Amazon含めどこにも書籍データがなくて泣いた。
 クリストファー・マーロウによる戯曲「フォースタス博士」は複数の本に収録されているが、今回私が読んだのは岩波文庫の『フォースタス博士』。翻訳者は松尾相、発行は昭和四年一月二十五日、定価は二十銭。
 岩波文庫はかつては★の数で値段を表しており、この頃は星一つで二十銭だったようですよ。昭和一桁の時代には既に郵便による注文も受け付けていたのですね。

 っと話がズレた。
 今回の戯曲の主人公はフォースタス博士。綴りはFaustus、つまりはファウスト。
 1589年には初演が行われていたと言われるこの「フォースタス博士」は、ドイツで出版された『実伝 ファウスト博士』そのものか、その英訳版を読んだマーロウが、ファウスト博士を彼の手で書き直した作品であります。
 マーロウの「フォースタス博士」は、1600年には既に書物としての登録が記録されているものの、実物は現存せず、現存する最古のものは1604年、その後1609年、1611年と版を重ね、1616年には他の作家による改編版が出、1631年まで重版を重ねた後、1663年にはさらに改編版、つまりはマーロウの物とはかなり趣が異なる、が出たのだと言う。
 今回、翻訳者が底本としたのは1901年のWard版であり、これは1604年本に基づいたものである。が、この1604年版も純粋なるマーロウの作とは呼べず、他の作家の手がかなり入っているのだそうな。


 その他の詳しい解説は本書を読んでもらうとして、私の感想としては一言。「『実伝 ファウスト博士』とほぼ一緒だなぁ」に尽きる。
 ファウストの面白可笑しい世界旅行や地獄見学のくだりはかなり割愛されているが、それで特に印象が変わるわけでなし。
 だが翻訳者曰く、
しかしマーロウは、後のレッシングやゲーテの如くフアウストの救濟を考へず、原傳説を忠實に劇化しこれに深刻な表現を與ふることに力めたやうである。現存の半ば以上他人の筆になる不完全なテクストに依て斷言することはできぬけれども、フアウスト本に於ては魔法の興味にのみ動かされ勝ちであつたフアウストに限りなく知識を求め魔法の研究により神の如き權能を得むとする靑年學者の巨人的風丯を與え、信仰を失つた者の痛切な苦悶を寫すことがマーロウの意圖であつたと思はれる。(p.87、解説)

 ……深刻な表現? う、うーん、ゴメンなさい、サッパリ分からなかったや。


 一旦ここで折りたたみ。




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どうやら発売延期していたらしい:購入履歴・新本編11

2011.10.30 Sun


 セブンネットショッピングで予約していた『アダムス・ファミリー全集』、今月24日が発売日だと思っていたが、27日にセブンネットショッピングから発送メールが来た。

 24日発売で27日発送って、遅すぎないか……と思いながら調べて見たら、どうやら発売延期していたらしい。発売元の河出書房新社のサイトによると、『アダムス・ファミリー全集』は「発売日 2011.10.27/発行日 2011.10.30」との記載になっている。
 発売日当日に発送してくれていたのか。文句言ってゴメンよ、セブンネットさん。
 だけど、会員サービスのお届け状況から見られる「お届け予定日」が24日のままなのは一体……。

お届け予定日


 商品自体は発送メールの翌日28日に届きました。発売日の次の日に届くなら、それなりに優秀ですな。と上から目線。

アダムス・ファミリー全集


 予想よりもずっと立派な作りでした。
 が、横書きには違和感が。まぁこの本を縦書きで作るとなると、一体どうなるのか想像すら出来ないけれど。


 延期と言えば、セブンネットショッピングの1,500円以下の商品でも送料無料キャンペーン、今月末までだったと記憶しているのだが、来年1月3日までに延長されていた。
 その内に無期限延長になったりして。


関連記事:
迷宮へようこそ:購入履歴・古本編29



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『ファウスト博士 付人形芝居ファウスト』感想:★★★☆☆

2011.10.27 Thu

ドイツ民衆本の世界 3

松浦 純 国書刊行会 1988-11
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 ファウスト博士は十六世紀に実在した人物である。彼が具体的に誰なのかは未だに判然としないのだが、その足取りは公的文書に残されている。以下、解説から。
足跡を辿ってみれば、ほぼ確実なところでは、一五〇六年ゲルンハウゼン、おなじころヴェルツブルク、一五〇七年クロイツナハ、一五一三年エルフルト、一五二〇年バンベルク、一五二八年インゴルシュタット、一五三二年ニュルンデルク。(p.302、解説)

 彼は街から街へと放浪する、流浪の人。それは職業と土地に結びつけられていた当時の「普通」の人間とは違う、特別な存在であった。
つけられた称号はインゴルシュタットでは「占師」、ニュルンベルクでは「男色家、妖術師」。(p.302、解説)

 良くも悪くも人とは異なるファウストなる人物は、人々の尊敬と蔑視を同時に受けながら、この時代を生きて死んだようだ。その生き様と共に死に様もまた特別だったようで、故に彼は物語・伝説となり、限りある命しか持たぬ一人の人間から、語られ伝えられる空想の存在へと変貌することとなった。


 ドイツの民衆の間ですっかり人気となったファウストの物語は、過去の他の話をも取り込んで人々の手で大きく育てられていく。
 口で語られるだけであったファウストの物語は、いつからか文字の形を取り始める。その書物たちの中で最も広く流布し、ドイツ語から他の言語に翻訳されフランス・イギリス他にまで広がる礎となったのが、今回の『ファウスト博士 付人形芝居ファウスト』収録の「実伝 ヨーハン・ファウスト博士」である。時は1587年。
 実伝と銘打ってはあるが、その実体は様々な言い伝えのごった煮に過ぎない。欲張りに面白可笑しい話を盛り込んだために、あちこちで小さな破綻が起こってしまっているが、まぁそんな節操の無さもまた魅力である。

 長くなったので、ここで折りたたみ。



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気が付けば重版未定:購入履歴・古本編31

2011.10.26 Wed

 ちまちま読んでいる国書刊行会の「書物の王国」シリーズ。既に書いた気がしないでもないが、気が付いたら一部が新本で入手不可になっていた。
 せっかく国書刊行会の公式サイトから買ってみようかと思ったのに……。

 そんな訳で、古書で買いました。
美少年 (書物の王国)

 とりあえず発見した『美少年』を。確か1000円ちょっと。
 でも今検索してみると、Amazonに出てる中古品のが安いな。ちょっとショック。

 個人的には『架空の町』が一番楽しみだったのに、面白そうだからこそ後回しにしていたら新本で買えなくなってるなんて凹む。
 どこかの書店で眠っていたりするんだろうけど、でも本屋でこのシリーズを目撃したこと一度もないし。
 もっと速やかにシリーズ攻略してりゃ良かったのか。ダラダラともうかなりの時間掛けて読んでるもんなぁ……。


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『飛行人間またはフランスのダイダロスによる南半球の発見―きわめて哲学的な物語』感想:★★★★☆

2011.10.23 Sun
飛行人間またはフランスのダイダロスによる南半球の発見―きわめて哲学的な物語
飛行人間またはフランスのダイダロスによる南半球の発見―きわめて哲学的な物語 (1985年)レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ 植田 祐次

創土社 1985-01
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 本作が世に出たのは1781年。ルイ十六世の即位が1774年、王の処刑が1794年だ。
 一つの時代が終焉を迎えつつあったが故に、人々は次の時代に様々な理想郷を想像したのだろう。これもまた、レチフの夢である。彼のユートピア。彼のための、ユートピア。


 物語はレチフこと「ニコラの大将」はある日、乗合馬車の中で奇妙な猿を連れた不思議な人物と知り合いになるところから始まる。彼はニコラの大将に、自分は南半球の人間であること、南半球にはヨーロッパ人が知らない島々があり、そこには様々な「人類」が今も存在していることを語り始める。

 南半球の男は言う、全ては一人の人間の夢から始まったのだと。その男の名はヴィクトラン。彼は身分違いの恋を叶えるために、ギリシア神話のダイダロスよろしく人工翼を開発したのだ。
 翼を上手く操れるようになったヴィクトランは、誰も立ち入れぬ険しい山の上に自分の楽園を作る。その土地だけで完結した生活が送れるように家畜や作物を運び、またそれらの世話をするための人間をも連れてくる。彼は彼だけの人工翼で彼らを脅し、自分を魔法使いだと思わせるのに成功したのだ。ヴィクトランを絶対支配者とする「国」の成立である。
 準備を整えたヴィクトランは、ついに恋しいお嬢様であるクリスチーヌを攫う。犯人がヴィクトランだとは知らぬクリスチーヌは彼を命の恩人だと思い込み、彼を愛するようになる。

 ヴィクトランの幸福は続くが、彼の国は徐々に手狭になりつつあった。クリスチーヌを攫ったのが自分であることを告白し、さらにその行為に対する許しをも得たヴィクトランは、クリスチーヌのための(と言いながらも、結局は彼自身の幸福のためだ)新たな土地を欲するようになる。
 そして飛び出した先が、南半球なのである。

 
 長くなってきたので、ここで一旦折りたたみ。ネタバレ全開でお送りします。


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安いのには理由がある:購入履歴・古本編30

2011.10.22 Sat


 順調に増え続けている創土社の函入りハードカバーがまた1冊増えた。

吸血鬼


 今回はエーヴェルスの『吸血鬼(ヴァンパイア)』。ブックス・メタモルファス叢書の1冊なので、スフィンクスのマーク入り。
 お値段は5,000円ほど。
 市場価格が余裕で諭吉越えしてる中では破格の値ですが、ちゃんとここには理由がありまして、函の背上部の角が凹んでいるのです。ちょっと函背のタイトルの印刷も薄くなっちゃっているしね。
 けれど中身は綺麗なので、個人的には良い買い物したなーと思っている次第。市場価格じゃあ、とてもじゃないが手が出ない。

 ちなみにH・H・エーヴェルスの『吸血鬼』は既に一度、世界大ロマン全集に収められている方を読んでいる。そんなわけで、読むのはきっとかなり先の話。
 近所の図書館には創土社はイマイチだけれど、どうも寄贈があったようで世界大ロマン全集はそれなりに揃っている。なので全集の中からまた何か読みたいところ。でも冊数がありすぎて、どれが面白いのか良く分からない。



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積み上がるは積読……:購入履歴・新本編10

2011.10.21 Fri


 久しぶりに行った小さな本屋さんで思わず購入。行く度に棚のスカスカ度が加速しているのはきっと気のせい。
 初めて本を買った思い出のお店なもので、薄い品揃えの中に気になっているものを発見すると、つい買ってしまう。変な強迫観念に駆られてしまう。……と言い訳。

殺す (創元SF文庫)  儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)


 買ったのは、バラードの『殺す(創元SF文庫)』、と米澤穂信の『儚い羊たちの祝宴(新潮文庫)』。

 バラードは以前に読んだ『結晶世界』が面白かったのと、オススメ頂いたので。
 『儚い羊たちの祝宴』は、たまには日本人の本も読もうかな&新潮文庫を久しぶりに買おうかと思いまして。

 問題はいつ読むのかってことですね。


関連記事:
『結晶世界』感想:★★★★☆



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