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『吸血鬼カーミラ』感想:★★★☆☆

2011.06.30 Thu
吸血鬼カーミラ 創元推理文庫 506-1
吸血鬼カーミラ 創元推理文庫 506-1レ・ファニュ 平井 呈一

東京創元社 1970-04
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 昨日、正確には一昨日、に続いてジョセフ・シェリダン・レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』の感想を。
 こちらの創元推理文庫のものは前回のフォア文庫のものとは違い、カーミラ以外に6編の短編・中編を収録。以下が本書の収録作品。翻訳は平井呈一。
 「白い手の怪」
 「墓掘りクルックの死」
 「シャルケン画伯」
 「大地主トビーの遺言」
 「仇魔」
 「判事ハーボットル氏」
 「吸血鬼カーミラ」


 以下は長いので折りたたみ。


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Theme:読書感想 | Genre:本・雑誌 |
Category:星3つ:★★★☆☆ | Comment(2) | Trackback(1) | top↑ |

夏の文庫フェア2011年:フェアメモ

2011.06.29 Wed


※2012年の新潮文庫フェアについてはコチラ
※2012年の角川文庫フェアについてはコチラ
※2012年の集英社文庫フェアについてはコチラ


 「夏の新潮文庫の100冊フェアまだー?」と書いたのは27日月曜日。水曜日の今日、また新潮サイトのサイトを覗いてみたところ、フェアの特設ページが出来上がっていた。どうやら28日に公開されたようだ。
 そんな2011新潮文庫の100冊特設ページはコチラ
 ちょっと重め。マウスオーバーでカチカチ小さな音がします。
 今回もブログパーツが用意されているので、この記事内に貼ろうかと思ったのだけれど、サイドバーじゃないと駄目なのか表示されなくて挫折。

 新潮文庫の100冊フェアは「2冊買ったら必ず貰える」が私にとってのキャッチフレーズであり、毎年楽しみにしている。
 今年「2冊買ったら貰える」のは、リサ・ラーソンがデザインしたYonda?キーホルダー。
 …………、うん、私はいいや。
 応募締め切りは9月26日(当日消印有効)。約2ヶ月で届く予定とのこと。


 毎年同じ時期にフェアを開催する角川の、発見!角川文庫2011の公式サイトはコチラ
 こちらはマウスオーバーでピコンピコン言う。
 2冊買った上に申し込まないと駄目な新潮に対して、角川は1冊買えばその場でストラップが貰える(書店での景品在庫がなくなった時点で終了)。
 その他に、「本屋さんに行こう!キャンペーン」を実施。



Theme:本めも | Genre:本・雑誌 |
Category:本にまつわるエトセトラ | Comment(1) | Trackback(0) | top↑ |

ファビコンを設定してみた―センスのある人が羨ましい

2011.06.29 Wed
 ファビコンとは何かについての説明を、wikipediaから引用。
Favicon(ファビコン)はウェブサイトやウェブページに関連付けられたアイコンのことである。Favorite icon(フェイバリット・アイコン)という英語の語句を縮約したものである。

 イマイチ分かりませんなぁ。
 要するに、ブラウザのタブに表示されているサイトタイトルの左にあるアイコンのことです。タブ以外にも、ブラウザのアドレスバーの左端にも表示されていますね。
 Googleならgの図案が、WikipediaならWの、そしてfc2ブログなら赤色の馬のアイコンが表示されているかと思います。

 このブログはfc2の無料ブログなので、当然ながら赤色の馬の横顔アイコンが表示されるのですが、折角なので変えてみました。
ファビコン ←これがその新ファビコン。

 一応、IE9とFirefox5でちゃんと表示されるか確認しておりますが、果たして私の環境以外でもちゃんと表示されておりますでしょうか?
 ブラウザによってはちゃんと表示されないようなのですが。


 ちなみに、黒ネコの後ろ姿を描いたつもりです。首輪は赤色。何故に猫かと問われたら、単純に好きだからと答えます。
 今回私が行ったファビコンを設定するまでの流れは以下で。


Theme:みんなに紹介したいこと | Genre:ブログ |
Category:このブログに関する覚え書き | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |

『女吸血鬼カーミラ』感想:★★☆☆☆

2011.06.28 Tue
女吸血鬼カーミラ (フォア文庫)
女吸血鬼カーミラ (フォア文庫)ジョゼフ・シェリダン レ・ファニュ 田中 槙子

岩崎書店 1993-01
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 それは小学四年生くらいの頃の記憶。当時の私は近所の小さな学習塾に通っていた。そこの狭く薄暗い廊下に置かれていたのは、妙な緑色を帯びた金属製の本棚。
 そこで私が手に取ったのが、『吸血鬼カーミラ』だった。
 美しいカーミラは恐ろしい吸血鬼なのだろうか? 主人公ローラはどうなるの? そんな恐怖と疑問以上に、当時の私を惹き付けたのは、カーミラとローラの間に漂うレズっぽさであった。
 「借りてく?」と聞いてくれた塾の先生に首を横に振ったのは、こんなエロイ本を借りたのが母親にバレたら恥ずかしいとの思いであった。そして、こんないかがわしい本を平気で塾の本棚に置いている先生に、そこはかとない不審を抱いた。
 とは言え、先生のその態度を幸いと、毎回毎回少し早く塾に行っては読み、とうとう完読するのだが。


 時は流れて、現在。
 唐突に懐かしくなって、あの当時私がドキドキしながら読んだ本を探してみた。子供向けに出版されているのはフォア文庫の『女吸血鬼カーミラ』と、集英社の子どものための世界文学の森シリーズ『吸血鬼カーミラ』。
 私の記憶によると、表紙はどこか青い鳥文庫に似ていたような気がするので、前者のフォア文庫のものを購入。
 このフォア文庫と言うのは、岩崎書店・金の星社・童心社・理論社の4社で共有されるレーベルのようだ。少し面白い。
 ちなみに、この『女吸血鬼カーミラ』は岩波書店が出版元。今は絶版。


 前振りが長くなったが、この中編小説『女吸血鬼カーミラ』、一般的には「吸血鬼カーミラ」は、かの有名な『吸血鬼ドラキュラ』よりも先に書かれ、ドラキュラにも大きな影響を与えた作品……の割に、ドラキュラ伯爵と比べると知名度低し。
 ドラキュラ伯爵のインパクトが強すぎるのかも?
 と、知名度はさておき、歴史的な価値も評価も高めな本作品なのだが、私的には星2つ。その理由は……、謎、投げっぱなしすぎじゃないですか、コレ。
 以下、ネタバレ注意。


Theme:読んだ本。 | Genre:本・雑誌 |
Category:星2つ:★★☆☆☆ | Comment(0) | Trackback(1) | top↑ |

吾輩はカモである。味付けはまだ無い。:購入履歴・新本編2

2011.06.27 Mon
 ふと「最近近所の本屋に行っていないな」と思い立ち、新聞広告で見たブルーバックスの『たんぱく質入門』を買いに行くことにしたのは日曜日のこと。
 行き先は近所の極小書店。覗くたびに潰れているんじゃなかろうかとドキドキしてしまうくらいの寂れっぷりなのだが、今の所は無事に(?)存続している。初めて本を買ったのがここの書店なので、末永く頑張って欲しいものだ。
 と言う訳で、応援代わりに本を買、買っ……て、って目的の本、売ってないよ!
 仕方が無いので他の本を買、買っ……て、って、いや品揃え悪っ!! 知ってたつもりだったけど、何だか悪化しているようで、切実に心配になって来た。
 小さな書店をグルグルすること暫し、岩波の棚で『ガリヴァー旅行記』を見つけてとりあえず購入。
 『就眠儀式』を読んで、「ガリバー旅行記って、そう言えば原作を読んだことなかったなぁ」と思っていたところだったしね。
 買う物を見つけることが出来て安堵を覚えた。もうこの時点で色々と間違っているような気がするが、あまり追求しないことにしておく。


 以上は日曜日の出来事。
 そして今日、「新潮文庫の夏の100冊フェアはまだかなー」と駅前の書店(上記の書店とは違う)を覗いたら、岩波文庫が「2011年岩波文庫フェア 名著・名作再発見!」なるものを開催していた。
読者プレゼント
フェア書目を3冊以上お買い求め頂いた方に「岩波文庫特製ブックカバー」をお送りします。

 フェア帯の見返しに載ってる特製ブックカバー、結構良いじゃん。欲しいぞ、欲しい。
 でも、日曜日に買った『ガリヴァー旅行記』もフェア対象商品だったんかーい! 勿論、私が買った本にはフェア帯なんてついてはいなかった。ちょっと損した気分。
 ぶーたれながらも、ブックカバーをもらうべく、3冊購入。もうこの時点で色々と間違っているような気がするが、あまり追求しないことにしておく。
 買ったのは以下。
    

 チャペックの『ロボット』、ボルヘスの『伝奇集』、それとファラデーの『ロウソクの科学』。
 我ながらいまいちチョイスの理由が分からない。他のフェア対象本は2011年岩波文庫フェア公式ページからどうぞ。

 さーって、早速フェア申し込もうっと。特製ブックカバー届くの愉しみだなー。
 しかし、どう見ても私は立派なカモである。美味しく食べてもらって構わないので、末永く頑張って欲しいものである。


Theme:この本買いました | Genre:本・雑誌 |
Category:積ん読記録 | Comment(0) | Trackback(1) | top↑ |

『ヴェルサイユ宮殿に暮らす—優雅で悲惨な宮廷生活』感想:★★★★☆

2011.06.26 Sun
ヴェルサイユ宮殿に暮らす—優雅で悲惨な宮廷生活
ヴェルサイユ宮殿に暮らす—優雅で悲惨な宮廷生活ウィリアム リッチー ニュートン 北浦 春香

白水社 2010-06-23
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 昨日ご紹介した『暖房の文化史―火を手なずける知恵と工夫』と同じく、細かいネタが満載な1冊。
 今回本書が焦点を当てているのは、タイトル通り「ヴェルサイユ宮殿」である。ルイ十四世の時代に頂点を極め、そして己の威厳を示すための仕組に逆に雁字搦めにされ時代から取り残され、最後には革命によってその命を絶ち切られたフランス絶対王政の象徴であるヴェルサイユである。このネタの本が面白くない訳がない。

 ……と思うのだが、この本、誤字脱字が酷い。読みやすいとはお世辞にも言えないにも関わらず、更に校正の甘さを露呈されると、読んでいるコチラの何かがゴリゴリ削られていく。
 新聞広告に載っているのも見た記憶があるし、白水社としても売る気があっただろうに、この惨状。妙に凹む。どうやら私は「白水社」という出版社が結構好きだったみたいですよ。


 まぁそんな愚痴は置いておくとして、本書はなかなかに興味深いことを教えてくれる。
 『ドイツ十八世紀の文化と社会』(現在絶賛ブン投げ中)や『女の皮膚の下―十八世紀のある医師とその患者たち』、『バロックの生活―1640年~1740年の証言と報告』などを既に読んでいるので、この時代の衛生観念のアレさ(と言うか、現在の方が異常なのかもしれない)は知っていたつもりだったが、それでも読んでいて「げー」と思うこと多々。
 一番印象的なのを挙げるならば、トイレの問題である。
トレイの数はそもそも、宮廷に出仕している者とその召使いたちを含め、城館の人数に見合ったものとはほど遠かったからだ。数がまったく足りないため、尿意をもよおした者は、廊下や階段や中庭で用を足した。(p.95)

 建物に与える影響も気になるところだが、一番堪らないのは、その場所に選ばれてしまう廊下や階段に面した部屋に暮らす人間であっただろう。
 さらに切ないのは、ヴェルサイユ宮殿そのものの老朽化である。ルイ十四世の頃にはあれほど輝いていた宮殿が、1770年代に入ると、その窓周りはもはや修理すら覚束ないほどの代物に落ちぶれ、ガラスの技術革新と嗜好の変化に対応出来なくなっているのである(p.159)。

 フランスのルイ王朝が倒れるのは、当然の成り行きだったのかもしれない。そこにあれほどの命の対価が必要だったかどうかは別として。


 ヴェルサイユに暮らしたルイ十四世から十六世までの生活の小ネタを満載した本書はなかなかの良書。これでもうちょっと校正がまともなら文句もなかったのに。
 住居、食事、水、火、照明、掃除、洗濯についてそれぞれ1章ずつを裂いて、実際の例を説明してくれており、「へー」や「げぇー」に溢れている。
 ただし、ヴェルサイユにロマンだけを感じている人が読むと、二度と立ち直れないかもしれないのでご注意ください。


Theme:読んだ本。 | Genre:本・雑誌 |
Category:星4つ:★★★★☆ | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |

『暖房の文化史―火を手なずける知恵と工夫』感想:★★★☆☆

2011.06.25 Sat
暖房の文化史―火を手なずける知恵と工夫
暖房の文化史―火を手なずける知恵と工夫ローレンス ライト Lawrence Wright

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 最近、17世紀や18世紀を舞台とする物語を読むようになって、「この当時の住環境ってどんなんだったの?」ってのが地味に気になるようになった。
 同じく細かいところが気になる人にオススメなのが、今回ご紹介する『暖房の文化史―火を手なずける知恵と工夫』。
 本書の対象となっているのは、人間が火を手に入れてから現在(と言っても本書が書かれたのは1964年)、そして未来までであり、近世以外が趣味の方にもオススメ。


 読んでいて思ったのは、暖房が実際に部屋全てを温められるようになったのは比較的最近なんだな、と言うこと。イギリスやフランスなんて冬は寒いだろうから、もっと古くから安全で使いやすく暖かい暖房技術が成立していると思っていた。
 「オルレアン公爵夫人は、王室の食卓で風邪をひき、同じような機会に熱さで「鬱血」を起こした(p.121)」し、煙突の設計がまずいせいで「火を焚いていない部屋のベッドにねていた人が、一酸化炭素で死んだこと(p.151)」すらある。
 燃料の問題、煙の問題、暖房能力の問題それぞれは長い長い時間と犠牲を生みながら、ようやっと解決され、そして現在の姿になったのだ。
 作者がイギリスの人なこともあってだろうが、記述はイギリスがメイン。時折イギリスを引き合いに出して茶化しているのだが、イギリスの実情なんて知らないのでどんな反応して良いのか悩んでしまうことがある。
 その部分を差し引いても、小ネタ満載(大きな暖炉は夏場には蓋をされ、故に良い隠れ場所になった(p.121)や、暖炉で串焼きを作る際に、串を回す動力としてハムスターが回すような回転具に犬を入れて回させていた(p.77-78)とか)で、なかなかに面白い1冊。


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『水妖記―ウンディーネ』感想:★★★★☆

2011.06.24 Fri
水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)
水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1)フーケー 柴田 治三郎

岩波書店 1978-05-16
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 ヨーロッパの民間伝承からフーケが生み出した、ドイツロマン派の幻想的な物語。


 恐ろしい森を抜けた先で騎士フルトブラントは、周囲から孤立して生活する老夫婦と、彼らに養育される美しい少女ウンディーネと出会うところから物語は動き始める。
 美しいが我が儘で自由気ままであり、どこか人間離れした雰囲気を纏うウンディーネにフルトブラントは恋に落ちる。森の奥の老夫婦の家で結婚式を挙げた二人は、フルトブラントが暮らしてきた町に居を定めるのだが……。


 と、こんな具合で進行する『人魚姫』(≠リトルマーメイド)を思わせる物語。
 以下ネタバレを含むので、折りたたみ。



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