『近世の文化と日常生活』感想:★★★★★
2011.09.10 Sat
近世の文化と日常生活 1 『家』とその住人ー16世紀から18世紀まで | |
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昔書いた感想文をサルベージ。
これは6ヶ月くらいかけてダラダラ読んだ3巻組み。専門外の私が言っても何の説得力もないけれど、これは名著。個人的にはここ数年内でもかなりのヒット作。
最初はあまりの目の滑りっぷりに「3巻まとめて一気に買っちゃったんですけど……、終わりが、終わりが見えない」と心が折れそうになったこともあったが、最後まで喰らいついて良かった。
たまにこういうホームランにかち合うから、読書ってのは止められない。何の生産性もない趣味だってのにね。
以下の3巻でワンセット。
・近世の文化と日常生活 1 『家』とその住人――16世紀から18世紀まで
・近世の文化と日常生活 2 村と都市――16世紀から18世紀まで
・近世の文化と日常生活 3 宗教、魔術、啓蒙主義――16世紀から18世紀まで


ただこれ、判型がと言うか文字組がと言うかがイマイチだと思う。文章が縦に長くて目の移動距離がパない。絵なり図の挿入があるページは耐えられるが、何もないページは滑る滑る目が。
なんて愚痴を言いつつ、続きは長いので折りたたみ。
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