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『科学検定公式問題集 5・6級』感想:★★★☆☆

2014.05.25 Sun

科学検定公式問題集 5・6級 (ブルーバックス)
科学検定公式問題集 5・6級 (ブルーバックス)桑子 研 竹田 淳一郎 竹内 薫

講談社 2014-04-18
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 みんなに科学を好きになってもらいたい、そんな野望を持って生み出されたのがこの「科学検定」なるものだそうな。そんな訳で、民間による運営。
 対象は大人・子どもを問わない。第3回科学検定では3級から7級までの5つの級が用意された。
 ネット環境さえあれば受験可能なオンライン検定。2014年度の次回開催予定は7月10日(木)から13日(日)。検定自体は1日で終了する。募集はだいたい3週間前くらいから。
 科学検定の公式サイトはコチラから→科学検定


 まだまだマイナーな科学検定を知ってもらうために、講談社ブルーバックスから発売されたのがこの『科学検定公式問題集 5・6級』。
 実際に出題された過去問題に予想問題を加え、生物・化学・地学・物理の4ジャンルに分類したもの。


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Theme:読書メモ | Genre:本・雑誌 |
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『馬車の文化史(講談社現代新書)』感想:★★☆☆☆

2014.03.24 Mon

馬車の文化史 (講談社現代新書)
馬車の文化史 (講談社現代新書)本城 靖久

講談社 1993-03
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 『グランド・ツアー―良き時代の良き旅(中公新書)』の作者による一作。
 『グランド・ツアー』と同じく当時の人々の日記などから当時の現実を追体験しよう、との主旨の一冊。『グランド・ツアー』のテーマが「若きイギリス人たちのヨーロッパ一周修学旅行」だったのに対して、今回は「馬車の旅」。
 古代の馬車の成り立ちから馬車の最盛期となった近世を経て、鉄道や自動車にその優位性を譲った近代までをサックリと描いている。
 引用される日記の書き手は、パスカル、カサノヴァ、モーツァルト親子、マーク・トウェーンなど。


Theme:読んだ本 | Genre:本・雑誌 |
Category:星2つ:★★☆☆☆ | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |

『悪魔の話(講談社学術文庫)』感想:★★★☆☆

2013.03.07 Thu


悪魔の話 (講談社学術文庫)

池内 紀 講談社 2013-02-13
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 おどろおどろしいタイトルとは違い、中身は著者の悪魔に関する随筆。
 翻訳者として長く活躍する著者による書き物だけあり、なかなかに面白いのだが……だが、「これ講談社学術文庫で出す内容か?」という疑問がどうにも消えない。
 いつも読んでいる雑誌なり新聞なりの一コーナーに載っていればとても嬉しいけれど、講談社学術文庫として買いたくはなかった。

 まだ別のもう少しライトな文庫レーベルで出してくれれば良かったのに、と書いておきながら私には講談社の中にふさわしいレーベルを思い付けないのだが。
 この『悪魔の話』は以前に一度講談社現代新書から出ているのだが、そのレーベルもちょっと違うかな……。単なる私のイメージだけれど。



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『結晶とはなにか―自然が作る対称性の不思議』感想:★★★★☆

2012.05.05 Sat


平山 令明 講談社 2012-04-20
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 「ペラペラ捲った感じでは、軽い話題のようなので、さっくり読み終われるんじゃないかなー」とか夢見てスイマセンでした、というのが最初の感想。
 と言っても、私が七転八倒したのは単純に数学的なセンスが壊滅的すぎて、結晶のキモである「規則配列」の解説部分で心が折れそうになっただけです。つまり悪いのは私だ。

 なので、対称やら回転やらの操作に抵抗がない、三次元になっても平気だよ、ってな方で今まで化学とは接点がないのならば、サックリと楽しく読めそうだ。
 化学的な内容としては、基本を平易に書いてある印象。
 「結晶とは固体とどう違うのか?」「その大半が結晶である宝石に美しさを感じるのは、どうしてだろう? そこに存在する構造の美しさを感じ取っているのだろうか」などの問いかけにより、読者の興味を惹くように工夫がなされているあたりも良い。
 気を惹くための例示が時折オーバーすぎると感じる箇所もあるが、そこはご愛敬でしょう。
 最後に「実際の自然はそこまで厳密でもないんですけどね」とのオチがつくあたりで笑ってしまった。
 偉大なるアバアウトさと洗練され切れない泥臭さこそが世界の秘密だよなぁ。簡単には解明させてくれやしないんだ。



Theme:読んだ本 | Genre:本・雑誌 |
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『魔女の死んだ家』感想:★★☆☆☆

2012.04.12 Thu


篠田 真由美 講談社 2003-10-26
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 珍しく、図書館本。
 これは「ミステリーランド」シリーズの1冊でして、そのコンセプトは「かつて子どもだったあなたと少年少女にための」ミステリーを提供することなんだそうな。
 つまりは子ども向けでありながら大人が読んでも楽しめる物語なんて、結構難しいことに挑戦しているシリーズらしい。 


 本作のストーリーを説明するならば、未だに大正時代の空気を漂わせる洋館に住む美しい女の死の謎についてが主題。
 この洋館に君臨する彼女は白い肌と黒い髪に切れ長の瞳の絶世の美女であり、その館には彼女の信奉者の男たちが集う。
 だが、魔女とも天使とも女王とも称される彼女は、ある日死んだ。
 場所は洋館の中の一つの密室。その中には死してもなお美しい彼女と、泥酔したかつての婚約者の男、そして十九世紀の拳銃だった。
 この状況から元婚約者の男が犯人とされ、警察的には一件落着で事件は終わってしまうのだが、彼が彼女を殺す動機が無いことなどから、関係者には彼の犯行だとは考えられなかった。
 そうなると当然出てくる疑問は「彼女を殺したのは誰なのか?」の一点である。
 この謎を追って、読者は全三部から成る物語を読み進めることになる。



Theme:読んだ本 | Genre:本・雑誌 |
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『すばらしい人間部品産業』感想:★★☆☆☆

2012.01.21 Sat

すばらしい人間部品産業

アンドリュー・キンブレル 講談社 2011-04-15
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 本書の原題は"The Human Body Shop"であり、「すばらしい」との形容詞を付けたのは翻訳者である福岡伸一だ。
 一応言っておくと、この「すばらしい」は皮肉である。ハックスリーの『すばらしい新世界』と同じ意図で使用されている。


 かつてアメリカで西部劇が流行したのは未開の地に踏みだし己のものに作り替えていく過程が受けたのだ、との説明を読んだことがある。その文章はこう続いていた。今や未開の西部は存在せず、故に舞台は宇宙へと移行した。スタートレックは、西部劇の現代版である。アメリカの思考を他者に押しつけ拡大していく様を描いているに過ぎないのだ、と。
 当時、スタートレック:ヴォイジャーを深夜放送で見ていた私は「そうかもね」と思ったのだが、もはやどこで読んだ文章なのかを思い出すことが出来ない。
 だが宇宙は既に征服対象としての魅力を失ってしまったようだ。現にスタートレックのTVシリーズは新作が作られる見込みはない。
 ならば次なる征服対象はと言えば、それはミクロの世界なのである。現在最も未知なのは、私たちの体そのものである。そしてこの征服対象は、とても金になる。宇宙は遠いが、身体は私たちそのものであり、誰もそこから逃げ出すことは出来ない。
 人間を部品の集合体として扱い、その部品を交換可能なものと見なす思考の蔓延に警告を鳴らすのが、本書である。




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『密やかな結晶』感想:★★★★★

2011.12.01 Thu


密やかな結晶 (講談社文庫)

小川 洋子 講談社 1999-08-10
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 記憶は積もっていく。時間は過ぎ去っていく。
 私は毎日毎日打ち寄せる情報を、私個人の資質と好みによって歪め、切り取り、圧縮し、色を付け、引き伸ばし、捻り、記憶へと変換している。同じ状況を体験していても、その記憶は個々に違う。
 何を、どんな形で記憶するか、またその後どう扱うのかという問題は、酷く個人的なものである。それは私の過去を作ることと同義であり、その結果として生まれ続けているのが、現在の私なのである。
 生まれてから死ぬまでの私の記憶は、究極的には私ただ一人のものだ。その一部は確かに他者と共有出来るだろうが、全ては無理だ。
 私の、私のための、私だけの記憶。それは形がないけれども、私を私たらしめている重要な要素だ。
 過去の記憶が現在の私の物事への認識の基礎でもある以上、それは私の選択を左右する原因となる。つまり、過去であり現在である記憶は、私の未来をも作る。
 日々、降り積もる記憶。一部は時間に押しつぶされ、一部はどこかに忘れられ、一部は原型を留めぬほどに脚色されていることだろう。けれどもそれは、誰かに強制された結果ではない。恣意的に、或いは意識せぬままに、けれども確かに私の手で行った結果である。

 過去の記憶は色を変え姿を変え、私の現在を作り、そして未来をも左右する。過去であり現在であり、未来でもある記憶。
 けれども本作では、記憶は強制的に取り上げられていく。



Theme:読書感想 | Genre:本・雑誌 |
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