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『ガラスの技術史』感想:★★★★☆

2013.03.17 Sun


ガラスの技術史

黒川 高明 アグネ技術センター 2005-07
売り上げランキング : 646655
by ヨメレバ


 タイトル通りにガラス技術の発展について、ガラスが発見された時期から現代まで順を追って語った一冊。

 分析技術もなければ科学的な思考法をも欠いていた時代から既に、ガラス職人達は数多の経験に基づいてガラス技術を発展させて来た。
 彼らは政治的条件の変化により、今まで用いてきた原料の供給を奪われ、更には燃料の枯渇に苦しみながらも、様々な色や形、品質のガラスを産み出してきた。
 その発展のためには一体どれほどの失敗と、どれほど気の長い考察が繰り返されたのだろうかと創造するだけで目眩がしそうだ。
 だがその変化はやはり緩やかなものであり、科学が花開いた時代以降の飛躍的な変化は目を見張るものがある。

 本書ではそれを8章にわけてやや重複を含みながらも、基本的には時系列で語られている。



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『ガラスの文明史』感想:★★★★☆

2012.07.08 Sun


ガラスの文明史

黒川 高明 春風社 2009-02
売り上げランキング : 785962
by ヨメレバ



 約五千年前に初めて作られて以来、人類と共にあった「ガラス」に関する歴史を描いた1冊。
 当初は宝石を模倣した色ガラスから始まったものの、その優れた特性から容器として、また芸術性のある贅沢品として発展し、現在でも窓ガラスを始めとして様々な分野で文明を支えているガラス。

 だがガラスの歴史は一筋縄ではいかない。
 新たな技術のパイオニアたちは自分たちの発見が盗まれることを恐れて、その秘密を文章またはそれに類似する方法で残すことはなかった。技術は人から人へとただ受け継がれ、故に戦争や政治的不安定により職人が離散した途端に失われてしまう。
 また技術が確立したところで、それを維持するには原料の安定的供給や商品の買い手、パトロンが必要なのである。
 燃料である木材の枯渇、環境への影響からの強制的な工場の移動、更には宗教的な、あるいは単純なる流行の変化からの資金繰りの悪化等の変化に晒され、ガラスを巡る環境は移り変わっていく。



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