『和鏡の文化史 水鏡から魔鏡まで』感想:★★★☆☆
2013.04.07 Sun
和鏡の文化史―水鑑から魔鏡まで (刀水歴史全書) | ||||
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「和鏡」とある通り、日本に於ける鏡の変遷を追った一冊。
考古学者仲間間でのちょっとした雑談から、柄鏡は面白いのではないかと盛り上がり、その中で最も熱心なコレクターであった作者が書き上げたのがこの本とのこと。
鏡の製造法など根本的な部分には日本は関わっていないために、基本的には模倣とその発展の話に終始しており、その点からも全体的に軽く、面白いものとなっている。
図や写真も多く、眺めているだけでも楽しい。
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