『水妖記―ウンディーネ』感想:★★★★☆
2011.06.24 Fri
水妖記―ウンディーネ (岩波文庫 赤 415-1) | |
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ヨーロッパの民間伝承からフーケが生み出した、ドイツロマン派の幻想的な物語。
恐ろしい森を抜けた先で騎士フルトブラントは、周囲から孤立して生活する老夫婦と、彼らに養育される美しい少女ウンディーネと出会うところから物語は動き始める。
美しいが我が儘で自由気ままであり、どこか人間離れした雰囲気を纏うウンディーネにフルトブラントは恋に落ちる。森の奥の老夫婦の家で結婚式を挙げた二人は、フルトブラントが暮らしてきた町に居を定めるのだが……。
と、こんな具合で進行する『人魚姫
以下ネタバレを含むので、折りたたみ。
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