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『架(百年文庫・95)』感想:★★★★☆

2015.11.21 Sat

架 (百年文庫)
架 (百年文庫)火野 葦平 吉村 昭 ルゴーネス Leopoldo Lugones

ポプラ社 2011-10
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 個人的にかなりお久しぶりな百年文庫。ポプラ社ちゃんのことはあまり好きではないので、珍しく図書館本。
 薄い上に文字が大きくて、さっくりと読み終わるシリーズ。
 今回の収録作品は以下。

・「伝説」 火野葦平
・「火の雨」 ルゴーネス、牛島信明・訳
・「少女架刑」 吉村昭


 本書のメインは「少女架刑」。ずっと読みたいと思っていた作品だったので、ここで出会えて嬉しい。
 想像していたのとは異なるテイストの物語だったのも嬉しい。


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『祈(百年文庫56)』感想:★★★☆☆

2013.08.14 Wed


祈 (百年文庫)

久生 十蘭 アルツィバーシェフ チャペック
ポプラ社 2010-12
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 薄い上に文字が大きく、あっさりと読み終わってしまう一冊。
 収録作は以下。

・「春雪」 久生十蘭
・「城の人々」 チャペック、石川達夫・訳
・「死」 アルツィバーシェフ、森鷗外・訳


 鴎外ではなくて鷗外らしいと今知った。そこまで興味がなかったせいで、漢字表記にまで気を配ったことが今までなかったようだ。
 森鷗外(森林太郎)翻訳のものはいかめしくて読みにくいというのが個人的な印象だったのだが、今回は新字・新仮名に改められているせいか、素直に読めた。
 単純に私がアルツィバーシェフが好きだからかもしれないが。
 それにしても、鷗外がまさかロシア語まで翻訳しているとは知らなかった。しかもアルツィバーシェフだなんて、意外なチョイス。
 簡単に調べたところ、他にもトルストイやツルゲーネフ、レールモントフ、アンドレーエフの作品も翻訳していた。
 それ以外にもポーやダイセイニ卿を翻訳していたりと、ドイツ以外にも色々と手を広げており、なんだか気になってきた。
 確かちくま文庫から森鷗外の全集が出ていたはずだけれど、これには翻訳も全部入っているのだろうか。



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"The Kiss of the Unborn and Other Tales"感想:★★★★☆

2013.08.09 Fri


Kiss of the Unborn and Other StoriesKiss of the Unborn and Other Stories
Fyodor Sologub

University of Tennessee Press 1978-12
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 Amazonでは発売日が1978年12月になっているが、実物にはコピーライトは1977年と記されているから、つまり実際に発行されたのは1977年ってことで良いのかな。
 日本の発行物みたいに印刷だの初版だの改版だのの日付を末尾にきっちりはっきり書いてくださると、嬉しいんだけどなぁ。
 と、何気に気になってこのブログのコピーライトを見たら2013年になっていた。2011年からやっているのに、2013年だけしか表記がないとか素敵。以前はあった気がするんだけど。
 まぁ日本では単なるオシャレくらいの意義しかないから、別に良いか。


 と話が盛大に逸れたが、収録作品は以下。いつものように、日本語翻訳がある物には邦題を付した。
・The Wall and The Shadows:光と影
・The Worm
・The Hoop:輪
・Hide-and-Seek:かくれんぼ
・Beauty:美
・The Beloved Page
・The Youth Linus:少年の血
・Death by Advertisement
・In the Crowd:群集の中にて
・The Queen of Kisses
・The Search:身体検査
・The Red-Lipped Guest:赤い唇の客
・The Kiss of the Unborn:生まれて来なかった子供のキス
・The Lady in Bonds: A Legend of the White Night:囚われの女
・She Wore a Crown:花冠



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『ロシア・ソビエト文学全集24 サーニン 赤い花 マカールの夢 他』感想:★★★☆☆

2013.07.21 Sun


ロシア・ソビエト文学全集〈第24〉アルツィバーシェフ等 (1964年)
ロシア・ソビエト文学全集〈第24〉アルツィバーシェフ等 (1964年)
平凡社 1964
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 本のタイトルが判然としない一冊。「24」という数字も末尾のシリーズ紹介にしか載っていないし。
 まぁ気にしたところで解決するわけではなさそうなので、あまり深く考えないことにする。

 収録作は以下。
・「サーニン」 アルツィバーシェフ、昇曙夢・訳
・「赤い花」 ガルシン、中村融・訳
・「マカールの夢」 コロレンコ、落合東朗・訳
・「白いお母様」 ソログープ、昇曙夢・訳
・「深淵」 アンドレーエフ、石山正三・訳
・「生活の盃」 ブーニン、原久一郎・訳
・「静かな曙」 ザイチェフ、昇曙夢・訳
・「生活の河」 クープリン、昇曙夢・訳


 特筆すべきは「サーニン」、実に本書の2/3ほどを占めている。



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『世界短篇文学全集12 ロシア文学20世紀』感想:★★★★☆

2013.06.18 Tue


世界短篇文学全集〈第12〉ロシア文学 20世紀 (1963年)世界短篇文学全集〈第12〉ロシア文学 20世紀 (1963年)
奥野 信太郎

集英社 1963
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 収録作品は以下。
・「死の刺」 ソログープ、米川正夫・訳
・「恋の学問」 メレジコフスキイ、原卓也・訳
・「霧の中」 アンドレーエフ、原卓也・訳
・「ある平手打の話」 アルツィバーシェフ、米川正夫・訳
・「サンフランシスコの紳士」 ブーニン、黒田辰夫・訳
・「静かな曙」 ザイツェフ、原久一郎・訳
・「さあ、やれ」 クープリン、米川正夫・訳
・「コンミュナールのパイプ」 エレンブルグ、米川正夫・訳
・「消されない月の話」 ピリニャーク、米川正夫・訳
・「ひろいアラピヤ」 イヴォノフ、米川正夫・訳
・「ブルイガ」 レオーノフ、米川正夫・訳
・「果樹園」 フェーヂン、米川正夫・訳
・「おおむ」 ゾシチェンコ、米川正夫・訳
・「ドルグショーフの死」 バーベリ、神西清・訳
・「われらの父よ」 カターエフ、木村浩・訳
・「ろうそく」 シーモノフ、黒田辰夫・訳
・「三月‐四月」 コジェーヴニコフ、井上満・訳
・「春」 アントーノフ、中村融・訳
・「憎しみの教訓」 ショーロホフ、中村融・訳
・「仔馬」 ショーロホフ、米川正夫・訳、漆原隆子・訳
・「ほくろ」 ショーロホフ、米川正夫・訳、漆原隆子・訳
・「恋」 オレーシャ、木村浩・訳
・「スクリーンの前で」 ゾズーリャ、木村浩・訳
・「コロンブス上陸す」 イリフ、ペトロフ、木村浩・訳
・「河」 ボンダレフ、木村浩・訳

 ショーロホフを三篇載せている以外は、各作家一篇ずつ。



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"THE OLD HOUSE AND OTHER TALES"感想:★★★★★

2013.06.04 Tue


The Old House, and Other TalesThe Old House, and Other Tales
Fyodor Sologub John Cournos

Nabu Press 2011-09-08
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 JOHN COURNOS翻訳による、ロンドンはMARTIN SECKER社が1915年に発行したフョードル・ソログープの短編集。
 著作権の切れた本の再出版を手がけているらしい複数の出版社から少し前に再度出版されており、それらならば現在も新本で手に入るようだ。
 上の書影はその中から最も表紙が素敵なのを選んで使っている。
 MARTIN SECKER社のオリジナル版は既にネット上にアップロードされ誰でも読めるようになっており、私はそちらを利用させて貰った。

 収録作品は以下の11作品。最も一般的と思われる邦題を付した。

・THE OLD HOUSE:古い家
・THE UNITER OF SOULS:魂の結合者
・THE INVOKER OF THE BEAST:獣の使者
・THE WHITE DOG:白い犬
・LIGHT AND SHADOWS:光と影
・THE GLIMMER OF HANGER:餓の光
・HIDE AND SEEK:かくれんぼ
・THE SMILE:微笑
・THE HOOP:輪
・THE SEARCH:身体検査(捜索、とも)
・THE WHITE MOTHER:白い母

 「白い犬」、「光と影」、「かくれんぼ」、「白い母」の4作品は先日出版された岩波文庫の『かくれんぼ・毒の園 他五篇』で読むことが出来る。
 「身体検査」も『日本少国民文庫 世界名作選(一)』に収録されているのでまだ良い。その他は日本語翻訳がないこともないが、どれも1910年から20年代の雑誌や単行本に掲載されたっきりなので、探す方は覚悟なされませ。
 特に「古い家」が掲載された雑誌「露西亜評論」の1919年(大正8年)10月号に至っては、いまのところどこにも収蔵が確認出来ない。他の号はあるのに該当だけ抜けているだなんて、何故そんな……。


 なんて個人的な愚痴に話が逸れたので戻すが、この短編集、ものすごく出来が良い。
 作品の選択と収録順が素晴らしすぎて、もうこの翻訳者は読者の魂を狩る気なのだとしか思えない。そして「白い母」を読み終わった時点で、「狩られても良いかな」なんて気持ちにさせるだなんて、優秀の二文字に尽きる。
 ただ1915年発行なだけはあり、読みやすいかと問われるとかなり疑問。



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『昇曙夢 翻訳・著作選集<翻訳篇2> 六人集、毒の園』感想:★★★★☆

2013.05.19 Sun


昇曙夢翻訳・著作選集 翻訳篇 2 六人集

昇曙夢,源貴志 クレス出版 2011-04
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 1910年(明治43年)に貿易社から刊行された『露西亜現代代表的作家 六人集』と、1912年(明治45年)に新潮社から刊行された『露国新作家 毒の園』を復刻したもの。
 オリジナル版では書名も旧字体なのだが、本書では新字で紹介されているので、これに倣った。
 当時の復刻を謳うだけはあり、中身はオリジナルそのままである。つまりは旧字旧仮名の上に、オリジナルからして薄いのだろう読みにくい箇所も存在する。ところどころ振り仮名が振られるべき漢字からズレてもいる。

 この『六人集』と『毒の園』は既に一度1939年に、正教時報社から『還暦記念 六人集と毒の園 附・文壇諸家感想録』とのタイトルで復刻・合本されて刊行されている。
 ただし、この正教時報社版では、オリジナルの『毒の園』に収録されていたクープリンの「囈言」が、同著者の「生活の河」に変更されているとのこと。
 また「露西亞現代代表的作家 六人集」収録の作品は一部が伏せ字にされており、それが甚だしい「夜の叫」や「霧」などは内容が分かりにくくなってしまっている。
 前後の文脈と、それが伏せ字の対象とされたという事実から、穴埋めをするしかない。


 今回のクレス出版による『昇曙夢 翻訳・著作選集<翻訳篇2> 六人集、毒の園』に収録されている作品は以下。括弧内は私による注釈。

露西亞現代代表的作家 六人集
・「夜の叫」 バリモント
・「静かな曙」 ザイツェフ
・「閑人」 クープリン
・「かくれんぼ」 ソログーブ(ソログープ)
・「妻」 アルツイバーセフ(アルツィバーシェフ)
・「霧」 アンドレーエフ

露國新作家集 毒の園
・「毒の園」 フョードル・ソログーブ(ソログープ)
・「地下室」 レオニード・アンドレーエフ
・「夜」 ミハイル・アルツイバーセフ(アルツィバーシェフ)
・「白夜」 アナトリイ・カアメンスキー
・「三奇人」 アレキセイ・トルストイ
・「嫉妬」 コンスタンチン・バリモント
・「囈言」 アレキサンドル・クープリン
・「死」 ボリス・ザイツェフ




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パンテオン叢書第二編『死の勝利 序詞及び三幕』感想:★★★★★

2013.05.09 Thu




 国会図書館デジタル資料内の外部からもアクセス可能な一冊でした。
 ただ「ソログープ」ではヒットせずに、「ソログーブ」で検索して初めて出て来たおかげで、今の今まで外部からも読める資料だと気が付かなかった。
 ソログープの表記揺れとしては、「ソログーブ」の他に「ソログウブ」とあともう一つ見かけた気がするがなんだったかな。後は作品名で検索しておいた方が良いのだろうか、って割と邦題にブレがある上に割と一般的なタイトルが多くて泣ける。

 収録作品は3篇。
・「死の勝利」
・「白いお母樣」
・「白い犬」

 国会図書館のデジタル資料では序が乱丁しており、Ⅲページの後にⅥページ、Ⅴページ、Ⅳページという順になっている。
 デジタルなのだからこうちゃちゃっと直してくれたりしないのかな。それとも現物そのままなところに価値があるのかな。



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『ソログーブ童話集 影繪(春陽堂少年少女文庫94)』感想:★★★★★

2013.05.04 Sat




 結婚してく……じゃなかった、誰がこの本、売ってくれ!
 私、この本めちゃくちゃ欲しい。どっかで売りに出されてないかなぁ。


 との私の絶叫は置いておくとして、これも図書館本。
 例によって書影はないが、表紙はなかなかに可愛らしかったです。
 本書はおそらく、現時点で最も多くのソログープの作品を収めた一冊。著者が翻訳者の前田晁名義になっているが、もうそんなことすらもどうでも良いくらいに、ありがとうございます! ありがとうございます!

 収録作は以下。
・「翼」
・「いい香のする名前」
・「影繪」
・「花冠」
・「かよわい子供」
・「氷砂糖のかけら」
・「金の柱」
・「かうして誤解が起こつた」
・「蛙」
・「搜索」
・「地のものは地へ」
・「小さな棒」
・「對等」
・「小石の冒險」
・「道とあかり」
・「鍵と合鍵」
・「獨立した葉」
・「森の主」
・「少年の血」
・「魂の結合者」
・「獸の使者」




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『近代劇全集 29 露西亜篇』感想:★★★★★

2013.05.02 Thu




 図書館本。例によって書影が見つからない。
 ここ一ヶ月はこの手の、書影の見つからない本が多くなると思われます。ソログープの翻訳作品を探す旅に出ましたので……。

 ただこうやって書庫の奥から発掘する本が意外と面白くて、眠らせておくには勿体ないなぁと。
 大正から昭和初期あたりの日本の世相を反映して、この時代に産み出された本はどれも成長期といった面持ちで若々しく、そして何故か著者の欄に翻訳者の名前が書かれていたりと稚拙さも見られて、微笑ましい。いや笑えないのもあるけどさ。

 いつか今生まれた本も書庫の深くに追いやられる日が来るのだろうが、それを取り上げる未来の人は何を思うのやら。


 この露西亜篇に収録されている「近代劇」は5作品。翻訳は昇曙夢による。
・「人の一生」 レオニード・アンドレーエフ
・「我等が生活の日」 レオニード・アンドレーエフ
・「毆られる彼奴」 レオニード・アンドレーエフ
・「死の勝利」 フヨードル・ソログーブ
・「森の祕密」(別の題「畫家の夢」) エウゲニイ・チリコフ



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