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『幽(百年文庫・84)』感想:★★★★★

2015.12.12 Sat

幽 (百年文庫)
幽 (百年文庫)ワイルド ウォルポール サキ Oscar Wilde

ポプラ社 2011-07
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 百年文庫の84『幽』はイギリス特集。
 収録作品は以下。

・「カンタヴィルの幽霊」 ワイルド、小野協一・訳
・「ガブリエル・アーネスト」 サキ、浅尾敦則・訳
・「ラント夫人」 ウォルポール、平井呈一・訳

 タイトルの通り、幽霊特集。2作目はちょっと違うが。


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『逃(百年文庫・88)』感想:★★☆☆☆

2015.11.28 Sat


逃 (百年文庫)
逃 (百年文庫)田村 泰次郎 ハーディ ゴーゴリ Thomas Hardy

ポプラ社 2011-08
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 またしても百年文庫。
 とは言え、今回の『逃』は、正直あまり面白くない。「男鹿」は良い作品なんだが、他の2作があんまりなぁ。

 収録作品は以下。
・「男鹿」 田村泰次郎
・「幌馬車」 ゴーゴリ、横田瑞穂・訳
・「三人の見知らぬ客」 ハーディ、井出弘之・訳



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『架(百年文庫・95)』感想:★★★★☆

2015.11.21 Sat

架 (百年文庫)
架 (百年文庫)火野 葦平 吉村 昭 ルゴーネス Leopoldo Lugones

ポプラ社 2011-10
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 個人的にかなりお久しぶりな百年文庫。ポプラ社ちゃんのことはあまり好きではないので、珍しく図書館本。
 薄い上に文字が大きくて、さっくりと読み終わるシリーズ。
 今回の収録作品は以下。

・「伝説」 火野葦平
・「火の雨」 ルゴーネス、牛島信明・訳
・「少女架刑」 吉村昭


 本書のメインは「少女架刑」。ずっと読みたいと思っていた作品だったので、ここで出会えて嬉しい。
 想像していたのとは異なるテイストの物語だったのも嬉しい。


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『ラザルス(世界怪談名作集)』感想:★★★☆☆

2015.10.23 Fri

世界怪談名作集 14 ラザルス
世界怪談名作集 14 ラザルスレオニード・ニコラーエヴィチ アンドレーエフ 岡本 綺堂

2012-10-03
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 「犬」に続いてアンドレーエフの短編。こちらも青空文庫がkindle化したもの。そんな訳で無料。
 元は岡本綺堂編集の『世界怪談名作集』に収録されたものを一作ずつ分けたもの。下巻の方に収録されているようだ。初出は『澁澤龍彦文学館12 最後の箱』とのこと。
 感想はロシア語ブログの方に書いた以上のことは特に思い付かない……。



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『犬』感想:★★★★☆

2015.10.17 Sat


犬レオニード・ニコラーエヴィチ アンドレーエフ 森 鴎外

2012-10-03
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 青空文庫が扱っている作品をKindle化した一作。元が青空文庫なので無料。
 Kindle版を読む利点は……、Kindleという慣れた環境で読めるってことくらいかな。なのでKindleに馴染みがなければ利点は皆無ということに。


 この「犬」は短編の中でも随分短い一作。紙で換算すると6ページとのこと。
 主人公はタイトル通りに犬。それもしょぼくれた、人に追い払われて人を憎むようになった犬。それが拠点にしていた別荘に、その持ち主の一家がやって来て……という物語。
 とても短いのに、いや短いからこそ、アンドレーエフの切れ味の良さが光る一作。



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『ロシア・ソビエト文学全集4 死せる魂 外套 鼻 検察官』感想:★★★★☆

2013.09.24 Tue


ロシア・ソビエト文学全集〈第4〉ゴーゴリ (1964年)ロシア・ソビエト文学全集〈第4〉ゴーゴリ (1964年)

平凡社 1964
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 収録作品は全てゴーゴリ作。翻訳者はそれぞれ以下。
・「死せる魂」 中村融・訳
・「外套」 岩上順一・訳
・「鼻」 横田瑞穂・訳
・「検察官」 米川正夫・訳


 ユダヤ人とドイツ人の扱いに差別と偏見感が満載だった同じくゴーゴリの作品を集めた『ロシア・ソビエト文学全集5』に比べて、今回はその手の話題がほぼなく、心安らかに読める一冊。
 一方で、『ロシア・ソビエト文学全集5』ではロシアの土の匂いすら漂ってきそうなほどに濃厚に描かれていた土着の発想がこの『4』では薄く、良くも悪くもお上品に。『5』ではあれだけ跋扈したコサックも、悪魔も、登場しない。
 どちらが良いかは個人の趣味になるが、世間一般ではこちらの方が反応は宜しそうである。



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『かくれんぼ・毒の園 他五篇』感想:★★★★★

2013.08.22 Thu


かくれんぼ・毒の園 他五篇 (岩波文庫)

ソログープ 岩波書店 2013-03-16
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 岩波文庫からソログープ短編集。
 現在は絶版となっている中山省三郎翻訳の岩波文庫『かくれんぼ・白い母 他二篇』(中山省三郎・訳)に、昇曙夢翻訳による創元文庫『毒の園 他』を合本にした一冊。
 同じソログープ作品とは言えども翻訳者の違う二冊を合本することに違和感を覚えなくもないのだが、ソログープの有名作がこれ一冊で読めるとの利点には敵わないかなとも思う。
 合本しても随分と薄いしね。

 収録作品は以下。

・「かくれんぼ」 中山省三郎・訳
・「白い母」 中山省三郎・訳
・「光と影」 中山省三郎・訳
・「小羊」 中山省三郎・訳
・「白い犬」 昇曙夢・訳
・「毒の園」 昇曙夢・訳
・「悲劇 死の勝利」 昇曙夢・訳
 翻訳者それぞれの解説も収録。


 『かくれんぼ・白い母 他二篇』やアンソロジーに収録されることの少ない「白い犬」が、一番レアリティの高い一編だと思っていたら、著作権の切れた『死の勝利 序詞及び三幕(パンテオン叢書第二編)』が国立国会図書館によりデジタル資料化されており、家のパソコンからでも見ることが出来たのでありました。
 まぁ、表記や仮名遣いが現代化されていることに、今回の岩波文庫版は価値があるのかもしれない。
 同じように著作権が切れデジタル化されているソログープ作品としては、『創造される伝説』の第一部「血の滴」もある。三部作だが二部以降の日本語訳は存在していない模様。英訳版はあるものの、中古価格でもかなりお高い。

 もう何度も書いている気がするので、以下は簡単に。



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『祈(百年文庫56)』感想:★★★☆☆

2013.08.14 Wed


祈 (百年文庫)

久生 十蘭 アルツィバーシェフ チャペック
ポプラ社 2010-12
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 薄い上に文字が大きく、あっさりと読み終わってしまう一冊。
 収録作は以下。

・「春雪」 久生十蘭
・「城の人々」 チャペック、石川達夫・訳
・「死」 アルツィバーシェフ、森鷗外・訳


 鴎外ではなくて鷗外らしいと今知った。そこまで興味がなかったせいで、漢字表記にまで気を配ったことが今までなかったようだ。
 森鷗外(森林太郎)翻訳のものはいかめしくて読みにくいというのが個人的な印象だったのだが、今回は新字・新仮名に改められているせいか、素直に読めた。
 単純に私がアルツィバーシェフが好きだからかもしれないが。
 それにしても、鷗外がまさかロシア語まで翻訳しているとは知らなかった。しかもアルツィバーシェフだなんて、意外なチョイス。
 簡単に調べたところ、他にもトルストイやツルゲーネフ、レールモントフ、アンドレーエフの作品も翻訳していた。
 それ以外にもポーやダイセイニ卿を翻訳していたりと、ドイツ以外にも色々と手を広げており、なんだか気になってきた。
 確かちくま文庫から森鷗外の全集が出ていたはずだけれど、これには翻訳も全部入っているのだろうか。



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『パウリーナの思い出に』感想:★★☆☆☆

2013.08.02 Fri


パウリーナの思い出に (短篇小説の快楽)

アドルフォ・ビオイ=カサーレス 国書刊行会 2013-05-30
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 日本初のビオイ=カサーレス短編集。収録作品は以下。

・「パウリーナの思い出に」
・「二人の側から」
・「愛のからくり」
・「墓穴掘り」
・「大空の陰謀」
・「影の下」
・「偶像」
・「大熾天使」
・「真実の顔」
・「雪の偽証」

 個人的な感想は「この作者はきっと凄く良い人なんだろうな」に尽きる。
 どの作品の根底にも肯定の意思が流れており、そこには否定や排除といった冷たい要素は存在しない。作中で起こる怪異あるいは不思議すらも、あるがままの大きさで受け止められている。
 その何事も受け入れるおおらかさと、不可思議な出来事をも平気で育み動じない様は、いかにも異国的であり、そこが魅力でもあるのだろう。
 作者の意図するところもキッチリと語られるあたりに、書き手の優しさを感じないではいられない。


 ……なんかもう行間から滲み出ちゃってる気がするのでとっとと白状しておくと、私はあまりこの手の作品が好きではない。
 私が求める読書体験はあくまでマゾヒスティックなものであって、いわば極寒もしくは灼熱をこそ熱望しているのであります。こんな生温い快適温度は欲していないのですよ。
 いちいちキッチリハッキリ作品意図を解説してくれるサービスも欲しくない。その態度が鼻に付くとまでは言わないが、お楽しみを減じられた感はある。
 「この作品って何? 作者は何が書きたかったの?」と読後に妄想するのも読書の愉しみでございましょうに、その方向性の愉悦はほぼ生き残ってはいない。興ざめと表現するのが一番近いだろうか。
 読後の妄想なだけに、その馳せる先が書き手の意図と遥かに離れるどころか正反対にすらなることもあるだろうが、そんなところまで関与される覚えはない。一度読まれた物が、読み手の中でどう消化吸収され再構成されるかは、読み手の勝手でありましょう。

 ただこれも私個人の好みでしかないのも分かっている。
 熱帯の植物の如く逞しい生命力を根底に響かせながら、優しく奇想天外に紡がれる物語たちには確かに魅力があるし、曖昧模糊としながらも突如鮮やかな「意外」を見せる文体もなかなかに得がたい体験だ。
 以下、各作品についてつらつらと。



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『ロシア・ソビエト文学全集24 サーニン 赤い花 マカールの夢 他』感想:★★★☆☆

2013.07.21 Sun


ロシア・ソビエト文学全集〈第24〉アルツィバーシェフ等 (1964年)
ロシア・ソビエト文学全集〈第24〉アルツィバーシェフ等 (1964年)
平凡社 1964
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 本のタイトルが判然としない一冊。「24」という数字も末尾のシリーズ紹介にしか載っていないし。
 まぁ気にしたところで解決するわけではなさそうなので、あまり深く考えないことにする。

 収録作は以下。
・「サーニン」 アルツィバーシェフ、昇曙夢・訳
・「赤い花」 ガルシン、中村融・訳
・「マカールの夢」 コロレンコ、落合東朗・訳
・「白いお母様」 ソログープ、昇曙夢・訳
・「深淵」 アンドレーエフ、石山正三・訳
・「生活の盃」 ブーニン、原久一郎・訳
・「静かな曙」 ザイチェフ、昇曙夢・訳
・「生活の河」 クープリン、昇曙夢・訳


 特筆すべきは「サーニン」、実に本書の2/3ほどを占めている。



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