『植物(書物の王国・5)』感想:★★☆☆☆
2011.09.30 Fri
植物 (書物の王国) | ||||
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各巻異なるテーマを掲げ、それに合う物語、エッセイ、評論などを収録するシリーズ「書物の王国」の第5巻『植物』が今回。
同シリーズの内、私が既読な『吸血鬼
まぁ、面白ければ何でも良いんですけれどね。
収録作品は以下。編纂責任者は須永朝彦。
・「花の教」 クリスティナ・ロセッティ、上田敏・訳
・「植物の眠り」 ファーブル、日高敏隆・林瑞枝・訳
・「望樹記」 幸田露伴
・「毒よりの脱出」 一戸良行
・「新曼陀羅華綺譚」 須永朝彦
・「疾める薔薇」 ブレイク、日夏耿之介・訳
・「ナイチンゲールと薔薇」 ワイルド、矢川澄子・訳
・「神秘のばら」 ピエール・ルイス、釜山健・訳
・「花魄」 袁枚『子不語』、前野直彬・訳
・「藤の奇特」 井原西鶴『西鶴諸国ばなし』、須永朝彦・訳
・「菊」 内田百聞
・「花のこころ」 小松左京
・「白いダリア」 ラスカー・シューラー、川村二郎・訳
・「相思」 王維、須永朝彦・訳
・「かざしの姫君」 「御伽草紙」、須永朝彦・訳
・「柳の精」 『裏見寒話』、須永朝彦・訳
・「清貧譚」 太宰治
・「牡丹と耐冬」 蒲松齢『聊斎志異』、増田渉・訳
・「晶子牡丹園」 興謝野晶子
・「零人」 大坪砂男
・「人間華」 山田風太郎
・「毒の園」 ソログープ、昇曙夢・訳
・「柏槇の話」 グリム兄弟、金田鬼一・訳
・「受難華」 ベッケル、高橋正武・訳
・「乳母ざくら」 小泉八雲、上田和夫・訳
・「百合」 川端康成
・「風景」 山村暮鳥
・「玉川の草」 泉鏡花
・「庭樹」 鏑木清方
・「サフラン」 森鴎外
・「銀杏とGinkgo」 木下杢太郎
・「植物の閨房哲学」 荒俣宏
・「巨樹の翁の話」 南方熊楠
・「蓮喰いびと」 多田智満子
全部で34作品。
例によって長くなるので、以下は折りたたみ。
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